あらすじ
がん、脳卒中からアルコール依存症まで、さまざまな重い病気にかかった名医たちが選んだ「病気との向き合い方」をベテラン医療ライターがルポ。名医たちの闘病法の中に必ず読者が「これだ!」と思う療養のヒントがある。帚木蓬生氏(精神科)や『「空腹」こそ最強のクスリ』の青木厚氏も登場。
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Posted by ブクログ
医師が患者の立場になったときのこと、心情、そのための背景がわかりやすい。医師の健康法という使い方はできないが、病に立ち向かうことに専門家も素人もないと感じられた。
Posted by ブクログ
がん、糖尿病、肝炎、白血病、心筋梗塞、脳出血、パーキンソン病、視力喪失、ALS。患ってもなお、パワフルに生きる医師たち。ただ、大学に入って再度受験したり、フルマラソンを何度も完走したり、バンドやったり元々精力的に生きている先生たちで、当然ながら地位も高い。なにか異次元の人々をみているような感じだ。そんな中、5章に登場するアル中の医師には何か親近感を持ててしまう。同じ病を持つから患者もみれるというのはどこか納得ができる。18人中唯一亡くなってしまった医師の言葉であとがきが閉じる。「瞬間瞬間を楽しんで」「目標を持って1日1日を生きていただきたい」。どんな状況になろうとも最後の瞬間まで人生を充実させたい。ご冥福をお祈りします。