【感想・ネタバレ】新装版 機獣新世紀 ZOIDS【電子限定特典付】 1のレビュー

あらすじ

シールドライガー大活躍の第1巻!

あの頃、夢中になった冒険をもう一度。


連載開始20周年―、ついにバンとフィーネが帰ってきた!

TVアニメ『ゾイド -ZOIDS-』の原案であり、1999年から2001年にかけて「月刊コロコロコミック」で連載され爆発的な人気を得た傑作が全3巻の新装版で登場!


主人公バンは惑星Ziの遺跡で、恐竜型ゾイド・ジークと出会った。
ジークと心を通じ、晴れて相棒になるバンだったが、ゾイドを憎む少年レイヴンとその相棒・シャドーから突然の攻撃を受ける!
謎の少女フィーネの力を借り、辛うじてレイヴンを退けたバン。だが、それは壮大な冒険の序章に過ぎなかった。シールドライガー大活躍の第1巻!

(本巻には第1話『惑星Ziからの少年』から第9話『港町の風』までを収録)


巻末にはキャラクター設定画、雑誌掲載時のカラー扉絵、単行本初収録となる貴重なカラーイラストを特別収録します。

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Posted by ブクログ

※後日加筆修正予定



20年の時を経て、遂に復活した「上山ゾイド」。
あの頃の興奮が蘇ること間違い無しである。

特に、ライバルであるレイヴンとの最初の決着回は、この復刻版1巻前半のヤマ場であろう。

当時、この回が掲載されたのは夏休みの真っ只中であった。(コロコロコミック99年9月号)

現在は不明であるが、毎年コロコロ9月号は10日付近に発売され、通常(毎月15日)より早く読めた。

99年6月号の連載開始からの一連の章が、この9月号で一区切りのため、夏休み真っ盛りの中でのレイヴンとの最初の決着であった。

多くの読者はお盆の旅行前か旅先でこの話を読んだのではなかろうか。

評者自身も、旅先でジーク(コマンドウルフ)最後の勇姿を目に焼き付けたものである。






今振り返れば、一生の思い出であった。





登場するゾイドに目を移すと、記念すべき1話のガイサックに始まり、大工のブラキオス、亡き父の相棒であるジーク(コマンドウルフ)、そして強大な敵であるセイバータイガー。どれも上山ゾイドを飾る華である。

この回で主人公バンが故郷での死闘を終え、8月下旬、満を持してゾイドが全国の玩具売り場に並んだ。翌月からはアニメの放送も始まったのである。

これら一連の流れを体験できたこと、そして起点となった上山ゾイドには感謝の念を送りたい。



あの熱い時代を生きた人にはもちろんのこと、ゾイドを知らない人にも自信を持って勧められる逸品。それが『機獣新世紀ZOIDS』である。

3
2019年09月14日

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