【感想・ネタバレ】新装版 機獣新世紀 ZOIDS【電子限定特典付】 1のレビュー

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Posted by ブクログ

※後日加筆修正予定



20年の時を経て、遂に復活した「上山ゾイド」。
あの頃の興奮が蘇ること間違い無しである。

特に、ライバルであるレイヴンとの最初の決着回は、この復刻版1巻前半のヤマ場であろう。

当時、この回が掲載されたのは夏休みの真っ只中であった。(コロコロコミック99年9月号)

現在は不明であるが、毎年コロコロ9月号は10日付近に発売され、通常(毎月15日)より早く読めた。

99年6月号の連載開始からの一連の章が、この9月号で一区切りのため、夏休み真っ盛りの中でのレイヴンとの最初の決着であった。

多くの読者はお盆の旅行前か旅先でこの話を読んだのではなかろうか。

評者自身も、旅先でジーク(コマンドウルフ)最後の勇姿を目に焼き付けたものである。






今振り返れば、一生の思い出であった。





登場するゾイドに目を移すと、記念すべき1話のガイサックに始まり、大工のブラキオス、亡き父の相棒であるジーク(コマンドウルフ)、そして強大な敵であるセイバータイガー。どれも上山ゾイドを飾る華である。

この回で主人公バンが故郷での死闘を終え、8月下旬、満を持してゾイドが全国の玩具売り場に並んだ。翌月からはアニメの放送も始まったのである。

これら一連の流れを体験できたこと、そして起点となった上山ゾイドには感謝の念を送りたい。



あの熱い時代を生きた人にはもちろんのこと、ゾイドを知らない人にも自信を持って勧められる逸品。それが『機獣新世紀ZOIDS』である。

3
2019年09月14日

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