あらすじ
モリガン・クロウは、最悪の運勢の日〈闇宵時〉に生まれた〝呪われた子供″。この世のあらゆる不幸を自分のせいにされ、もうすぐやってくる次の〈闇宵時〉に死んでしまう運命だった。だが、魔法都市ネバ―ムーアからやって来た謎の青年ジュピターに助け出される。モリガンがこの街にとどまるには〈輝かしき結社(ワンダラス・ソサエティ)〉と呼ばれる団体の入会試験に合格しなければならない。彼女は大勢の子供たちと競争する厳しい試験に挑戦する……。世界36カ国語で出版決定のベストセラーファンタジィ。
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Posted by ブクログ
久しぶりにわくわくする本に出会ってしまいました。
<闇宵時>に生まれ呪われた子供という扱いを受けてきた主人公モリガンは、次の闇宵時に死ぬ運命だったところを赤毛の不思議な男性に助け出され、ネバームーアという魔法界に連れていかれるところから物語は始まります。
ネバームーアにとどまるために受けなければいけなくなった<輝かしき結社>の試験や、ネバームーアの文化(ハロウマスやクリスマス)、人々、すべてがありありと思い浮かんで、まるで自分もネバームーアの住人になったかのように没頭して一気に読み切りました。
2作目も読み始めてすぐに購入したので、読むのが楽しみです。(1作目は次に続く感じで終わります)
Posted by ブクログ
呪われた子と呼ばれ絶望の中にいた主人公が、別の世界で新たな生き方を探していく物語。
物語の中に出てくるキャラクターがそれぞれ個性があって良い。物事が見える才能、ドラゴンを操れる才能等それぞれ癖があるけどみんなが主人公の成長を手助けしてくれる。
中でも元格闘家でぶっきらぼうだけど温かい巨大な猫のフィンがいい。
ホテルの生活、クリスマスの街の中、試験の日々、不思議で素敵な日々がとても鮮やかに描かれていて、主人公のワクワク感や緊張感が伝わる。
私もそんなネバームーアの世界に行ってみたいと思った。
Posted by ブクログ
ファンタジーあるあるなのか?
物語の立ち上がりが遅くて、最初がなかなか進まなかった。世界観の説明とかが必要なのあるけどね…
後半どんどん面白くなって、最後は一気読み。
これはまたつづきも読む。
呪われた子と呼ばれたモリガンクロウが、ネバームーアに渡り、ネバームーアに住むための資格を手に入れるため、選抜試験を受ける。
モリガンに隠された秘密が最後の最後までわからない。続編ではもうちょっと明かされているかな?たのしみ。