【感想・ネタバレ】真贋のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

事件自体に派手さはないのに、それぞれのキャラが立っていて、今回もやはり面白かった。

良いんだか悪いんだか、窃盗は再犯率が高いことからも、刑事と盗人の付き合いも長くなるからか。
それ故に、事件の犯人や前科者であってもどこか憎めず、人の温かみすら感じてしまう。

今回は捜査二課との捜査。前作のようは派手な張り合いはなく、一見周囲から理解されづらい若手警部補 舎人の能力と個性を次第に理解することで事件解決へと近づいていく。

今回は師弟関係の強さが描かれ、心が温まった。
特に、舎人が最後に柏井と2人で行動するようになった成長が印象的だった。本当は組織に溶け込めないことを気にしていて、それでも能力を生かして真っ直ぐに頑張る人だったんだな。

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2020年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

男同士のことはわからないけれど、女同士だって議論はする。ただ喫茶店とかレストランとか、赤の他人が聞き耳を立てているかもしれない場所ではしないだけで、必要なときにはしますよ、当然だけれど。そして私の知る限り、女性とは議論しようとしない、女性と話すときは相手の意見は必要とせず相槌のみを求める男性は、極めて多いという印象なんですが。言っても仕方のないことを言いたがるのは、男女関係なく、そういう性格なんだと思うよ。う~ん女性刑事を姓でなく名で表記する点といい(ただし、姓表記だと分かりにくくなったりするから悩ましい)、作者の年代からして、こういうメンタリティは仕方ないのかもなぁ。(2022-03-16L)

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2022年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ三作目、曜変天目を巡る事件。世界に3つしかないとされる焼き物で、この1年で読んだ物語のなかで今回で3度目の遭遇。貴重な茶碗であるだけに窃盗を扱う本シリーズにはもってこいなのかもしれません。

で、肝心の事件のほうはといえばキュレータである音川の企みでありながら、逮捕には至らずちょっぴりもやもやが残る結末のようでもあり、音川の機転で悪事を未然に防ぎ、すべてを丸く収めたともいえる結末。

今回も相棒である秋穂の読みが大きな鍵になっており、萩尾とのコンビにますます磨きがかかりましたね。

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2021年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

二作目もまたとても面白かった。人が死んだりするような派手?な出来事はないんだけど、本物が入れ替わったり、入れ替わらなかったり、プロの窃盗犯が弟子をどうこう・・・キュレーターがどうこう、と話の展開としては地味なんだけれども、それぞれの言動の一つ一つに、個々のプライドや意地を感じてとても面白かった。舎人さん、頑張れ。次作も楽しみです。

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2020年06月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

展開はすごく面白かったのだけど!!最後まで飽きずに楽しめたけど!!なんだか謎解きをボカされてしまったような…!

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2019年09月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

一見、凄腕の空き巣犯が物語の本筋だと思う展開
なのに、ルパン三世のような警察・美術館・催事
デパートを相手を手玉に取る話になっているのが
この作品のだいご味・・・いや、この作品って破
綻していないか?
窃盗犯の弟子が美術館キュレーターで将来性ある
身分だけど、故買屋が師匠の盗品を金に換えない
という脅しに負けて、自分の仕事である催事展示
物の曜変天目をすり替える・・・一時的にする替
えたのを元に戻すことで仕事に支障ないが、故買
屋は脅した罪を被る、弟子は脅されてないしすり
替えてないから無罪・・・わからん(´・ω・`)

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2023年08月19日

Posted by ブクログ

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2023/3/29
続編。
そいつやん!犯人そいつしかおらんやん!画像が違うやん!って私が思ってから種明かしまでが長くてちょっとイライラした。
なるほど。トリックが簡単って批判する人の気持ちがわかった。普段は分からないからね。
トリックはアレやけど人の感情の機微みたいなのはさすがでおもしろかった。
泣いちゃう舎人くんかわいかったし。
リラックスのための読書なので、ちょっと大げさなくらいでちょうどいい。
私のストレス感情リセットに最適なのでついつい読むんだろうな。

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2023年04月02日

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