あらすじ
14歳。わたしはカルト集団の一員(ファミリー)になった。愛され、殴られ、蹂躙された日々のはて、1969年、世紀の無差別殺人は起きた――。著者が初めて語る壮絶な自伝。
1967年、14歳のダイアンはチャールズ・マンソン率いる“ファミリー”の一員になった。セックスとドラッグが蔓延するLAでヒッピーになった両親に捨てられ、ようやく見つけた居場所だった。だがチャールズの微笑みは暴力的な支配に変わり、ファミリーは無差別殺人を犯すカルト集団へと変貌していく。一夜に女優シャロン・テートら5人を惨殺するまで――。事件から50年、初めて明かされる衝撃の内幕!
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Posted by ブクログ
チャールズ・マンソンの「ファミリー」の一員として暮らしていた女性の話。カルトとか宗教とか、そういったものにハマる人の真理が知りたくて読んだ。
読み終わってもカルトにハマる心理は全くわからなかった、理解することはできないな〜。
でも、描写が濃厚なところと抜けてるところの差によって「実際の記憶」という感じがすごく出てた。リアルなことなんだろうな〜
Posted by ブクログ
マンソンファミリーに2年近く居続けた少女の人生本です。
実家族が生活に不満を抱いた結果、ヒッピーやドラッグに傾倒していき、健全な所属を得られる少女時代ではなかったようです。
そのせいで頼る場所を固執していき、マンソンに疎まれてもなお居座ったのでしょうね。
疎まれていたのは当時でもうっすらはわかっていたはずなのに固執したことに疑問を持てるのはまだ思考が健全だから?
ただこの少女は当初からいたわりに殺人に関わっていたわけではないようです。
だから「マンソンファミリー」の日常はわかっても「チャーリーマンソン」については雲を掴むような感想しか持てないかも。