【感想・ネタバレ】純粋機械化経済 頭脳資本主義と日本の没落のレビュー

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Posted by ブクログ

凄い本だ。AIとBIの考えが変わった。これから世界はもっと面白くなるのか、でも70歳の自分はそれをどこまで見ていられるのか。

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2019年10月08日

Posted by ブクログ

AIの登場により、人類は失業するらしい。
 労働者は1811年のラッダイト運動の時代から仕事が奪われるとみな心配していましたが、仕事は現在においても無くなってません。しかし、今度はAIにより仕事がなくなる。経営者とエリート労働者(AIに詳しい)のグループとそれ以外の代替え可能な人々に2極分化する。そして貧富の差が拡大して失業の時代が始まる。99%が貧しいグループになるため、モノは売れなくなる。不況は続く。そこでBI(ベーシック・インカム)が必要になる。と言うことらしい。
 昔は、イギリスでも児童労働で、一般工場法(1833年)でやっと、9歳未満労働禁止13歳未満上限48h/week、18歳未満の夜業禁止になった。さらに、若年労働者と女性労働者について10時間労働(1847年)成立、フランスでは1848年に1日12時間労働を勝ち取った。国際労働機関(ILO)により1919年に『1日8時間、週48時間」が労働基準として確立された。
 それから100年以上たっても8時間より少なくなっていない。私が思うには生産性が上がっているのだから、「6時間労働、週24時間」ぐらいになってもいいと思います。このままだすると、BI(ベーシック・インカム)とヘリコプターマネーが必要になると井上智洋氏は言うわけです。
 クエートでは、国民の90%が公務員で労働の2/3が外人労働者によって賄われると言われていますが、日本は石油が取れないので外人労働者なしで、BI(ベーシック・インカム)で暮らすようになるのかもと思いました。

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2023年06月19日

Posted by ブクログ

井上智洋のこれまでの集大成ともいえる一冊。

なのでAIのシンギュラリティやベーシックインカム論について余すところなく語っている。
後半は哲学の話になりやや難しかったが、勉強になった。

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2019年08月03日

Posted by ブクログ

AIの技術的な話に終始するかと思いきや、ハラリさんばりに人類史・特に経済史を中心に過去から現在、そして未来まで網羅した一冊。
AIのところは結局、格差が広がるからBI導入!という結論かと…長くて集中力失ってしまったのも正直なところ…。いつか再読チャレンジします。

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2023年07月15日

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