【感想・ネタバレ】ズレずに生き抜く 仕事も結婚も人生も、パフォーマンスを上げる自己改革のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年01月27日

文春オンラインやYahoo!ニュースでたまに読む著者の文章が好きだったので購読。期待どおりでした。
さすがコンサルタントとして様々な人と関わっているからか、前半は何とも心に響く、勉強になったとも言える内容。リーダー論とか、我慢の定義とか。後半は期待していたエッセイのような感じで、楽しく読めました。
...続きを読む今後自身の世の中との接し方が変わるときに、再読する価値アリかなと。

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Posted by ブクログ 2019年10月19日

ただの連載の寄せ集めで、タイトルと中身はずれているが、普通におもしろい。さすがやまもといちろうという感じ。

P38 よくあるケースが、経営者の思い付きでPrjが始まったケース。いきなり仕事が降ってきてプレイボールとなるわけですが、なにが嫌だって、意思決定者である経営者がなんとなく漠然と思いついたこ...続きを読むとを部下に「やれ」と言い出すことが出発点で、その経営者がどんなイメージで「やれ」と言っているのかさっぱりわからないままPrjがスタートしてしまうのが本当にいやです。

P76 実際には、美人でも美男子でもない大多数が、若さすらも失い、たいしたことのない人生を送る。人生はその暇つぶしとして過ぎていくのが現実です。

P169 もちろん見た目がブサメンだ、不潔だ、太ってる、ハゲが嫌い、服のセンスがないなどなど、外見の問題もあるでしょうし、人の話をきかない、変な趣味をもっている、ハゲが嫌い、話し方がきもい、ハゲが嫌いなどいろいろ内面を思わせるものもあるでしょう。

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Posted by ブクログ 2019年05月19日

30-40代が世の中の課題を引き受ける構図になっている中、女性には働き方の、オッサンには社会的地位の低下、という難問が押し寄せているわけでありまして、その中で自分の軸をどう据えて行くかを、独特の言い回しで提起しておられます。

実際10年前に今が想像できたかというと、全然そんなことはないのですが、休...続きを読む日に子連れでバスに乗ると同じく子連れ、又はシルバーパスの恩恵を受けているであろうお年寄りがほとんどを占めているのが実態でありまして、子連れも両親が30代半ばの私よりも結構上なのでは?という光景も目にするんですよね。

このまま10年みんな歳をとると、どうなってしまうのかなんてのは僕も結構日頃から頭によぎることでして、社会構造上なかなか避けられない課題もあるように思うのですが、(共働き、育児など直撃してますが)

そんなことより自分の人生を一生懸命生きる、家族に愛情を注ぐ、余裕がもしあれば世の中にも還元する、なんてのがシンプルながらにいい生き方なんだという結論になるのではないかとこの本を読んで感じた次第です。

書いてある内容は筋が通っているし、共感できました。
文章の癖は普段から隊長のSNSを見てないとちょっと驚くかも。
あと、初芝の記事は書籍でぜひ読みたかった。

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Posted by ブクログ 2019年05月19日

人口減少の局面にあって、日本経済がバブルを再びなどという経済環境には二度とならないのがわかっている現状で、やはり求められているのは、「右肩下がり」という下り坂に見合った立ち居振る舞いのできる社会人であると思います。

技術的には、解説書は入門書が書店に並んでベストセラーになるころには、すでにそういう...続きを読む手法は時代遅れになってしまっている、というこそすらありえるのです

想定外のことはありつつも、最初に可能な限り仕事の見積もりを立てておき、誰にどのくらいの仕事量が振られれば相応の品質で完成するのか見極める、というのがリーダーの大事な作業だというわけです

死んだ魚のような目になっている 
ちょっとして鮮魚の目

炎上案件の鎮火
1 そもそも自分たちは何をしたかったのかというテーマの確認
2 燃えているけど、このプロジェクトはどうしても完成させなければならないのかの意思決定
3 そのうえで、追加のリソースはそのくらい確保できているかという見積もり
4 今回はとりあえずこれを作るけど、将来この先に何かやるべきことはあるかという拡張性の有無の合意

頭がいいはずの人たちの組織が、往々にして頭の悪い決定を下すのも、知らないこと、分からないことに対して、「自分は無知である」という謙虚さを欠くからではないでしょうか

間違った努力を強いる組織はやりかたに疑問を覚える後もな人から去っていき、努力することが目的になる人達だけの集団になってしまう

間違った努力をしないためには、なるだけ明確で合理的な目標と、それを実現するための方法論を考える必要があります。

組織のトップは「自分のしたいことは何か」とか「この組織は何を実現したいと自分で思っているのか」を整理できていないことが多いのです

先を見据え、その将来のために我慢し、悩み、考え抜いているからこそ人生なのだ、と自信をもって言えることが人間なのだと思いませんか

理想も幻想も失われたそれぞれの人生を物語として紡いでいく時代となった割に、人間として生きるための確たる規範を求めがちで、しかしそれが示されずに漂流する現代日本人みたいなものが常態化しているのかもしれません。

右肩上がりからの脱却と下り坂を見据えた秩序ある撤退

俺も我慢した。だから今の若い世代たちも我慢すべきという論法が日本社会全体を覆っているような気がする
本来ならば、「自分達が味わったような苦労を若者にさせたくない」と思うのが尊敬される老人像だと思うですけれで、実際には見事に逆のことが起きているかもしれません

沈むタイタニックで椅子を並び替える作業に意味があるのか

信頼できる友人はなかなかできない

社会的に許されることの許容量が減っている

活発に意見を交わせと言ったが、好き放題に文句を言えとは誰も言っていない

そういう好きでもない人でも肩を寄せ合って満員電車に乗って暮らしているのが人生なのだから、多少心理的なテリトリーに踏み込まれても半笑いで忘れてあげる、いちいち問題にしないというのが生活上のマナーだと思うのです

世の中には、やはりすぐには解決しなくていい問題ってのがあるはずなんですけど

しなくてもいいことをしないことが一番台じゃないんか

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Posted by ブクログ 2019年10月17日

文体とは思考の全裸化であり、生き方だ。山本一郎さんの語り口は読み手に「思い当たる節」を想起させながら、その論理性で窒息してしまいそうな文章によって、やがて私たちは老いて死ぬのだという諦観を超えて、生きるという綺麗事を真っ直ぐに書く。浪漫はない、軸なきこの時代の身の処し方がある。

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Posted by ブクログ 2019年08月18日

普通の人が普通にかんがえてること、感じてることをそのままダイレクトに表現した形の文章が多々。生き方を見直すきっかけがあるかどうかは別として、肌感覚的にはただしく認識できる内容なが詰め込まれていた。

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