【感想・ネタバレ】続・孤独のすすめ 人生後半戦のための新たな哲学のレビュー

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Posted by ブクログ

➖本書のポイント➖
❶ 「孤立」と「孤独」は違う
❷ 「既読スルー」に傷つく若者達
❸ 反・断捨離のすすめ
➖メモとアクションプラン➖
★孤独と自由は手を取り合って
❶「孤立」と「孤独」は違う
→孤独は、大勢の人々と共にある時こそ、はっきりと感じられる感覚である。他人と違う自分、たった1人の自分、それをはっきりと見定めるのは多くの人と触れ合う時である。
→他人と違う自分、自分1人の感覚、そこに「孤独」の根というか、よりどころがあるのではないだろうか。テレビを見ていても、新聞を読んでいても、ラジオを聴いていても、ふと、「何かが違う」と感じる時がある。その「何かが違う」と言う感覚こそが、真の「孤独」への出発点である。
❷「既読スルー」に傷つく若者達
・実はみんなが密かに、人と人との「つながり」を求めているのかもしれない。それは一刻の空白も許されない「不安」である。電車の中の光景を見れば一目瞭然である。
・背景にあるのは、孤独であると言うことに対する不安と恐れのようなものではないかと思う。
・また、孤独であると言う事は、みすぼらしいことであり、情けないことであり、歯医者の生き方なのだと言うような先入観もあるような気がする。それが、私たちの心の中に刷り込まれている。
・そして、それがクラスや会社の中で孤立する事はいじめと同義となってしまうかもしれない。
【著者が最も言いたいこと】
★孤独であるとか、孤独が大事だとか、と言う単純な話ではない。つまり、孤独の持っている恐ろしさや、孤立感や、そういうものから目を背けるわけにはいかない。安直な絆だけを求めてはダメだと言うことである。世間の絆と言うものを大事にしながら、同時にその中で、1人で生きていくことの意味を取るべきだと思う。
❸反・断捨離のすすめ
・思い出は無尽蔵の宝箱である
→ものは回想の憑代になる
→物を捨てる事は、時として記憶を捨てることにもつながるから。
【下重暁子氏との対談から】
★結局、孤独と言うのは、自らを慈しむこと。
★孤独は恐れたり、嫌ったりするものではなく、その中に大きな可能性があり、豊かさがあるのだと、意識を変えていくこと。

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2022年09月24日

Posted by ブクログ

人によって動く。時代によっても動く。状況によっても動く。けれども、動くものだという「真理」は変わらないのです。

続けて読みました。人生後半に差し掛かった私としては、孤独との付き合い方を考えるきっかけになりました。

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2019年08月25日

Posted by ブクログ

自分の現状や将来のことを考えた時に孤独だなと感じることが多々ある。
だけど、それを不安に思うだけじゃなく前向きにとらえて日常に喜びを見出だすことがとても大事だと。少しずつ偏屈にもなってくるだろうけど身も心もしなやかでありたいものです。

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2019年06月15日

Posted by ブクログ

20190501 孤独というタイトルに反応してしまう。孤高を目指すという事だと思うが一人で人生を楽しめれば大丈夫と今は理解しておこうと思う。五木さんのようにあちこち旅をしたり発表したりする機会は意識しないと持てないと思うが気の持ちようとしてこれから50年を考えてみようと思う。

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2019年05月01日

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