【感想・ネタバレ】ストレスのはなし メカニズムと対処法のレビュー

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Posted by ブクログ

今までストレス障害と内因的うつ病の違いが分かっていなかった。経験談が多くてわかり易く、よく理解出来た。

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2017年07月21日

Posted by ブクログ

ストレス解消の本はたくさん見かけるけどストレス自体の事を知ったのは初めて!!
ストレスというものが分からないと対処しようがないので困ってる人は読んでみてください。

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2022年06月05日

Posted by ブクログ

イラクのサマワに駐在したこともある医者の筆は臨床のこととなるとさすがに鋭い。現在のようなストレスフルな状況下でこそ改めて読まれるべき。

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2020年05月21日

Posted by ブクログ

ストレスとは、刺激に対する脳の反応である
ストレス反応には、良いものと悪いものがある。悪い反応を繰り返しストレス障害に陥ると、良い反応も拒絶してしまう。

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2019年07月28日

Posted by ブクログ

 ストレスの多い時代にあって、ストレスのメカニズムと対処法をわかりやすく記されている。特に第6章「自分の脳をいかにコントロールするか」は、実践的かつ納得できる内容でとてもタメになる。ストレス障害とうつ病の違いも明快で参考になる。元自衛隊精神科医が語るストレス論。

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2018年05月23日

Posted by ブクログ

わりと科学的な話が多かったかな。
こういう本を読むと何故か安心して、読んだ後、自分のストレスも軽減された気になる。不思議だけれど。

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2017年07月08日

Posted by ブクログ

ストレス障害は、限界を超えた時の体の反応が怖いものと感じているが、そのような状況にならないように個人も社会も正しい理解を持たないといけない。

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2017年06月10日

Posted by ブクログ

人は誰しもストレスを抱えている。ストレスは生きていくために必要な防衛機能であり、適度なストレスであれば、行動意欲や活動の活性化に繋がる。ストレスを引き起こす要因をストレッサーと呼ぶが、生活する上では常に社会に家庭に職場にこの要因に囲まれながら生きていると言える。よって誰もがストレスに立ち向かっているのだが、暑がりだったり、寒がりだったりするように、その立ち向かう強さには強弱がある。極度のストレスに晒され耐えられる限界点を超えると、体のあちこちに不調を来す。その場所も人によって異なるのは、ストレスが体の最も弱い部分をターゲットにするからだそう。胃腸に不安を抱えた人はお腹が痛くなったり、皮膚が敏感な人には麻疹がでたりする。この様な状態が長期にわたるとうつ病やストレス障害という状態になる。
本書は自衛隊の海外派遣に同行した精神科医がストレスの原因や対処法まで、ベトナム戦争のPTSDや日常的に見掛けられるような事例を用いてわかりやすく解説している。
前述のストレス障害もうつ病も一括りにされることが多いが、前者は会社の上司からの叱責や家族の死、転勤や人事異動などの外的なストレス要因(ローリスクストレッサー)の積み重ね(ボディーブロー)=外的な要因であるのに対して、後者はそれらの原因を内なるものに求めてしまう傾向と示す。例えば上司に怒られた際に自分の仕事のやり方に原因があるとか、家族との対話においても上手くいかない理由を自分に求めてしまう結果と説明する。確かに結果的には似た様な症状でも、原因が異なるから解決方法も違う。正しく原因かを見極めた適切な対処が必要だ。
いずれにしてもその様な状態になる前に手を打てるのが良いのであって、人にはその防御力も備わっている。
本書後半はその様な防御方法と対処法中心に説明していく。人は仕事もするし学生なら勉強もする。皆同じことをしていても外部環境は異なるから一概には言えないが、前述の鬱が内的要因であるように受ける自分側で一定の回避策が取れる。一つはモチベーション。苦しいことも辛いことも自分がああしたいこうなりたいと強く思う事で一定のテンション(緊張状態)を維持できる。これがプツリと切れる前に、遊びや休息、別の行動に切り替えるなどする事でテンションに緩急をつけて維持できる。好きなことを仕事にする、という人がいるが、好きなことほど仕事にしない方が良いかもしれない。何故ならそれを仕事にしてしまえば、人生の多くの時間を仕事に費やすのだから、万が一上手くいかない状況に陥ると逃げ場が失われてしまう。仕事だから好きなままやっていけるという余程の自信がない限りリスクは大きい。無給のボランティアでいつでも辞められるなら別だが、仕事なら話は違う。ノルマやこなさなければならないタスクや目標や人間関係や、逃げられない多くのストレッサーを「楽しみ」に持ち込むのはお勧めしない。大切な逃げ場はテンション維持の緩める場として取っておきたい。
後半のこの様な対処に関する記述は非常にためになる。すぐにでも実践できるものばかりで、面倒なら後半のみ読むのも良いだろう。だが原因やプロセス、分類をしっかり追って理解することで、より一層自分に合った対処ができるという点で、頭から読むことをおすすめする。
私も会社のストレスチェックで90%(基準は判らない)の診断を受けて産業医面談を何度か受けたが、会話の後に「大丈夫!あなたは強いから問題なし」と言われた時は、何を根拠に、と感じたが、今日も元気に1日のやる事を想像してるからきっと大丈夫なんだろう…。毎月80時間近い残業を続けながら会社の洗面台で鏡に映るややボサボサの頭、ハンカチを忘れた事に気付くと少し不安だ。

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2023年04月27日

Posted by ブクログ

著者によると、鬱と呼ばれる症状の大半はストレス障害らしい。これといった原因がなく発症し3ヶ月ほどて回復するのが本来の鬱であり、要因があって回復まで長期を要するのかストレス障害だとしている。肝心のどう対処するかだが、元となるストレスを薄めるというのになるほどと膝を打った。やることをたくさん増やして分母を大きくし、ストレスを薄めるのが効果的だという。ストレスの元とは違う脳の部分を使うのもいいという。疲労を感じたからといって寝たりゴロゴロしてしまわず、脳の全く違う部位を使う活動をするのがいいらしい。これは心掛け次第でできそうだ。

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2020年07月15日

Posted by ブクログ

ストレス障害とうつ病を区別する
ストレスとして認知する⇒認知の仕方に工夫(脳や身体の特性に沿った対応)⇒第6章 自分の脳をいかにコントロールするか

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2019年06月09日

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