【感想・ネタバレ】殺人ライセンスのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ネットを上手く利用したなと思った
下手に工作しない方がバレなかったんじゃないかな

相沢が自分勝手で腹が立ったけど、ちゃんと家族と話し合って解決したので良かった
麻理と祥子、キュウとタモツの関係もいいなぁと思った

ラストでは疑問だったことが一気に解決してスッキリ読み終わりました

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2023年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今野敏作品としは珍しい単発ものですが、とても楽しめました。刑事ものをあらかた読み終わってしまったため、本作では久々に捜査本部のヒリヒリする空気感にも触れることができました(田端課長にも久々にお目りかかりました)。

物語は高校生・キュウと彼のクラスメートの父親である相沢、そして相沢の高校時代の同級生である刑事の丸谷の3人が軸となって進んでいくのですが、この3人の出会いに至る経緯やこれが事件と結びついていく”妙”はさすが今野作品といったところでしょうか、実にうまく演出されているなと思いました。読みながら、おおっ!こうつながるのか、と心の中でちょっぴり叫んでしまいました。

そして、まさに三者三様、この3人が物語を通して成長していく様も見どころの一つといえるでしょう。特に相沢とその妻との関係は必見です。それまでは明らかに冷え切った関係であったものがちょっとした会話から夫婦の絆を取り戻していくシーンは素直にいいな、と思えるものです。

またキュウのクラスメートである祥子と相沢の娘でもある麻里、この2人それぞれが持つ家族観の変化や、少しづつ自分を客観視できるようになっていくところもまた見どころです。

こんなふうに一つの殺人事件を主題に、これを取り巻く人々を丁寧に描写し、事件の解決ばかりか彼らの成長物語にもなっているという”巧みさ”は見事なものです。そしてなによりも、本作ではインターネットを駆使した事件とパソコンに向き合う2人の男、キュウと相沢を描きつつも、彼らの成長のきっかけは、実はそれらとは真逆にある生身の人間同士の会話にあった、というこの対比が絶妙な点に、著者の構想力を思わずにはいられない一冊といえるでしょう。

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2021年06月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

★3.5
普通に面白かった!
ストーリーも分かりやすいし、スラスラ読みやすい。
いきなりサーバーに現れる殺人ネットゲーム。そのストーリー通りに事件が起きる。果たしてそれは仕組まれたものか...。
結果、ただの目くらまし&交換殺人落ちでした。
でも、キュウとか、探偵を目指す相沢とか、キャラが立ってて良かったよ。

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2022年01月20日

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