【感想・ネタバレ】老いるということのレビュー

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Posted by ブクログ

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 老いることの意味、肉体的に、精神的にあると思いますが、86歳で没した幸田文さんが70歳の時のエッセイに次のようなくだりがあります。「自らの限界を認め、今迄より一歩も二歩もさがったところでものを考えようとしなければならない」と。彼女は「きりりと絞りあげた意志」と表現してますが、心に響いた一節でした。黒井千次 著「老いるということ」、2006.11発行。
  寿命が延びるとは、老後が長期化すること。平均寿命が70歳を超えたのは、男性1971年、女性1960年。自分は年を取ったと自覚して、初めて老いの視野も展望も開けてくる。 黒井千次「老いるということ」、2006.11発行。私は65歳では、体に老いも違和感も感じませんでした。70歳も同じでした。今年74歳になる手前から、ぎっくり腰を契機に腰や背中の痛み、腹部の違和感など、これが老いなのかと感じました。体の様子を見ながら、運動・体操や養生に励みたいと思います。

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2020年01月28日

Posted by ブクログ

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老いを良く生きるための不可欠の要素は「諸所の徳を身につけ実践する」ことなのだ 青春とはせいぜい20年ほども生きれば出会えるものですが、老年はその三倍も四倍も生きた後でないと手にはいりません 「隠居」という言葉が死語と化した 若い頃は、足し算で捉えていた年齢が、死から逆算した引き算として迫ってくる 他人のことはともかく、自分の老いはそれほど見えにくいものなのです

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2014年06月01日

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