【感想・ネタバレ】認知症の人がスッと落ち着く言葉かけのレビュー

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Posted by ブクログ

認知症の人と接する事、介護することは、実に大変で、精神的にも、介護者が追い詰められてしまう事がよくあります。
介護の終着地は、残念ながら死です。介護者が共倒れにならないよう、納得して介護できるように、認知症の対処方法をよく理解し、双方が笑顔で過ごせるために、この一冊は必読です。

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2023年12月10日

Posted by ブクログ

記憶は「足し算」である、という一般的な認知に対して「記憶の引き算」が引き起こす症状への理解の必要性を説く。

「(記憶から)引かれたもの」がもたらす行動に「反応」して怒ったり嘆いたりするのではなく、「引かれた結果として何が残ったのか」という点への理解とその残されたものをどのように活用して支援していくのか、というあたりへの時間の使い方は「認知」に問題ある人物一般への対処も含めて役に立つ。

「我々の認知に問題がある」
「我々の記憶も引かれた結果として残ったもの」

といえなくもない。

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2020年08月31日

Posted by ブクログ

親族の認知能力が低下してコミュニケーションが難しくなってきた。
つい怒ってしまったり、あるいは笑ってしまったりすることがあるが、それは「足し算」で考えるから。
認知症の人には「引き算」で対応するのが良い。
嘘も方便だったり、知恵比べだったり。
正直に正面突破を図ってもお互い傷つくばかりなのだ。
明日は我が身と思いながら、そういうノウハウを身につける本。

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2024年02月29日

Posted by ブクログ

嘘つく事に抵抗があるし、読んだ後もある。ただ認知症の世界(引き算の世界)、私たちの世界(足し算の世界)は違う事を理解していないと歪んでしまう事はわかった。相手の世界を理解する事に努める。

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2021年04月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

認知症の人のためのデイホームや認知症相談センターを営む著者ならではの認知症の具体的ケースへの有効な言葉かけ。親しみやすい心得の十箇条。
引き算の世界に住む認知症患者に合わせたウソも方便の引き算の言葉の例が、ありがちなケース別に具体的なマンガやコラムになっており、こんな風に対応ればよいというのがよく分かる。
巻末には専門家による認知症の医学的基礎知識もまとめられており、認知症のことを知ることができた。
実際に応対できるかとなると自信はないが、足し算のまともな対応ではいけないことは理解できた。
16-79

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2016年05月01日

Posted by ブクログ

相手の認識に合わせて、「引き算」の対応をする。
参考になりましたが、なかなか役者になりきるのは難しい。
自分自身のキャパシティがなきゃ、なかなかできないかと...

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2018年01月30日

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