【感想・ネタバレ】インフルエンザ パンデミック 新型ウイルスの謎に迫るのレビュー

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Posted by ブクログ

インフルエンザの権威がまとめたインフルエンザについてわかる一冊。医学は全くの門外漢ながらすいすい読み進めることができ、非常に読みやすい。

よくニュースで香港型とかソ連型とか、HxNx型とかいうが、それが何を指すのかも全然わかっていなかったが、この一冊でそれが意味するところを理解できる。
鳥や豚のインフルエンザがなぜヒトに感染するのかも解るし、とりあえず予防接種は受けたほうがいいと思った。

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2014年09月15日

Posted by ブクログ

2009年のインフルエンザのパンデミックの恐れがあったときに出版された本。

当時多くの書籍が、インフルエンザウイルスを防ぐハウツーの本多かった中、本書はウイルスと免疫の関係、ウイルスの増殖やタミフルなどの薬の仕組みなお、ブルーバックスらしく原理等を明らかにして、対策を提示している。

今回のH1N1型、非常に怖いといわれている鳥インフルエンザのH5N1型などの違いや現在の医学の2009年時点での最前線がわかった。高校生物程度の基礎知識は必要だが、逆に言えば、基礎知識をもったうえで、ウイルスの原理原則がわかれば対策もとりやすいと思う。類書に比べて難しいが、読むことができれば非常に有益な本になると思う。

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2013年04月01日

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[ 内容 ]
21世紀のパンデミック(世界的大流行)が突如発生、ウイルスは瞬く間に世界に伝播した。
はたして新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか。
ロベルト・コッホ賞を受賞した世界的権威らが、最新の研究成果をもとに、インフルエンザウイルスにまつわるさまざまなミステリーを解き明かす。

[ 目次 ]
第1章 パンデミック発生!
第2章 インフルエンザウイルスはどのように感染するのか?
第3章 「種の壁」を越えた感染はなぜ起きるのか?
第4章 ウイルスの病原性が突如強まるのはなぜか?
第5章 H5N1亜型ウイルスがパンデミックを起こす可能性はあるのか?
第6章 スペイン風邪は、なぜ史上最悪の被害をもたらしたのか?
第7章 ワクチン接種で感染を予防できるか?
第8章 抗インフルエンザ薬は感染拡大を食い止められるのか?
第9章 新型ウイルスは、人類を脅かす存在なのか?

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

病原性の違いは、「ウイルスが増殖できる臓器の種類と増殖速度の違い」なんだって。強力な毒をもってるわけじゃないんだ。

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2011年10月28日

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2009年秋に日本で爆発的に流行った新型インフルエンザは春になってめっきり患者数が減ったようだが今後どうなるのか気になる。このまま収束に向かうのか。今までやってきていた季節性のインフルエンザはどうなったのか。ロベルト・コッホ賞を受賞した著者が書き下ろしたので難しいところも多々あったがためになり読み応えがあった。

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2010年04月17日

Posted by ブクログ

新型インフルエンザの流行が懸念されるこの頃。

本書はインフルエンザ基礎研究の第一人者の一人が、一般向けに新型インフルエンザやインフルエンザ一般についてわかりやすくまとめたもの。
最新の研究結果も、理解しやすいストーリーとともに提供している。
Natureを初めとして、トップクラスの雑誌に多くの論文を発表し、多忙を極めているに違いない著者、河岡義裕氏。実際にまとめたのは、研究室の堀本研子氏であり、ブルーバックスの編集者であるとのことだが、「新型インフルエンザは季節性インフルエンザと同程度にしか怖くない」という世評に警鐘を鳴らそうとの本書の意図は意義深い。
図版も豊富だし、インフルエンザについての基礎を知るにはよい本だと思う。

新型インフルエンザに対して、決してパニックになることはないけれど、甘く見るのも禁物。
今後の報道で右往左往しないためにも、一読しておくのは損ではない。

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2013年04月26日

Posted by ブクログ

…一般向けに精一杯わかりやすく書こうとしている努力は凄くよくわかったんだけど…正真正銘凡人にはそれでも専門用語が多くて理解しきれない…というか興味をそれ以上に抱けなかった…でも、とにかく季節性インフルエンザと新型が全然別物で軽視すべきでないということだけはわかりました。うがい、手洗い、早めの治療。心がけます。

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2011年09月17日

Posted by ブクログ

生ワクチンは非常に効果が高く、持続もするけど、まれに副作用がありますよ。日本ではやってませんよ。
不活化ワクチンは副作用リスクは少ないものの、効果も生ワクチンほど高くなく、持続もしませんよ。おまけにウイルス侵入経路である気管支にはあまり抗体が生まれず、感染予防というよりは症状悪化を防ぐ意味合いの方が大きいですよ。

タミフルは、インフルエンザウイルスが感染細胞から他の細胞へ移る際の動きを阻害する薬ですよ。

ということを学んだ。

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2009年12月25日

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