あらすじ
子育てには「科学的な正解」がある。心理学が積み重ねてきた膨大なエビデンスに基づく最新育児論・東大生の29%が持つ「ある特徴」・1.9%の天才が実践する「3つの志向」・先天的な「4つの気質」により育て方は変わる
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Posted by ブクログ
専門家の目線で分かりやすく解説されています。やさしい言葉遣いと、専門家にありがちな上から目線とかではない姿勢が好印象で、子育てのモヤモヤがすっきりしました。
とりあえず何か起きたら
「どうしたの?」「どうしたらいいと思う?」をなるべく使っていきたいと思います。
Posted by ブクログ
ホンマでっか!?でよく見る植木理恵先生の育児本。心理学者ですが、児童学を専攻されていたんですね。
とても読みやすくて、人柄がにじみ出るように優しい文章でした。
賢い子を育てるためのヒントがいくつも。
*「わかる」より、「できた!」の体験が大事
子どもの人生の哲学は、「できる」か「できない」か。それが満たされて初めて「もっとわかりたい」という高次の好奇心が育まれる。まずはきちんと「できた!」という成功体験をさせ、「わかりたい」の世界へスムーズに移行できるようにする。
*子どもの自発的行動を増やす鍵は「正の強化子」
プラスの意味をもつ声かけ、あるいは楽しい提案(正の強化子)をする。正の強化子が積極的に提案されて育った子どもは、ちょっと頑張らなくてはいけないときには正の強化子を自分で見つければいいということに気付き、それを習慣化していくことができる。
*子どもがウソをついたら、「どうしたの?」と問いかける
ウソをつかれたときでも「君は素晴らしい子なのに、そんなことしちゃって、いったい『どうしたの?』」と、そっと肩に手を置いてあげることが大切。ただ怒るだけでは反省しない。指導する前にまずは安心感を与えて「私はあなたの味方である」ことを証明する必要がある。
Posted by ブクログ
5つのチャプターに分けられ、1つ1つの内容はすごく読みやすくなっている。
以下は心に留めておきたい内容を。
・子どもは内向的外交的、情緒安定型不安定型の4つに分類される。
・言語をごちゃまぜにすると子どもの脳は混乱するので、まずは母国語をしっかりと。
・勉強ができる子は勉強する習慣を持った子。そして勉強が伸びる子は努力という物量志向、やり方を工夫する方略志向、いい環境に自分を置く環境志向の3つの志向を実践している。
・子供にやる気をおこさせるにはこうなりたいというbecomeの目標(ぐたいてき)とこうありたいというbeingの目標(自分が人間としてどう育ちたいか)をバランス良く定める
・子どもが小さいうちは出来るだけ子どものできるできないという価値観を大事にしてあげる
Posted by ブクログ
賢い子
→弱い人の味方になれる、自分の意思を持てる、それをきちんと表現できる、他人を心から応援できる、素直な夢を描ける、前向きな心で人生にトライできる子
●自己肯定感を高めるには“スキンシップ”
●子育て上手になる“ふすまの心理”
●勉強が出来る子は勉強の“習慣”を持った子
ふすまの心理:隣に誰かいるという安心感
勉強の習慣は日々の生活に取り入れる
植木先生の体験や経験を通して話している内容が、わかりやすく面白かったです◎
勉強習慣については”東大生の持つ特徴”をデータにしており、とても説得力がありました!
Posted by ブクログ
仕事の愚痴は子どもの成長に悪影響を及ぼす
怒らないことより怒り方を考える
親の言うことを聞かない子どもは、
親が子どもの話を聞いていない
方法を考えながらやっていく、方略志向
努力をする量で結果が決まる、物量志向
なるべく良い環境に身を置く環境志向
バランスが大事
考える力をつけるために、誰かに伝えるアウトプット