【感想・ネタバレ】勇者に学ぶ 難題に立ち向かう「戦略思考」のレビュー

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Posted by ブクログ

ややもすれば小難しい理論・フレームワークで装飾されがちな戦略論を学生や初学者でも理解できる程度の表現でまとめられている。自分自身も戦略の勉強は小難しい理論から入ってしまったため苦手意識があったが、本来的には「あるべき姿にいかにして到達するか?」の作戦全般を指すため、日常の中でも適用されるシーンは豊富にあると考えるのが自然である。
エンディングで述べられている「努力が実る世界を作りたい」という著者の想い、そのための「戦略思考に対する敷居を下げる」という戦略が整合した1冊。

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2021年04月29日

Posted by ブクログ

現実世界の問題解決ではなかなかできていないけど、RPGゲームをするときにはできているよね? それを現実世界に当てはめればよいのだよ、というのを噛み砕いて例え話にして記載してある。まあ分かる。それが分かれば苦労しない!!と言いたくなることも書いてあるが、そうだったとしても「とりあえずコレに決めた!」と仮定し、考え、行動することは大切だということが伝わる。現実世界なら、残機
を気にする必要もないしな(笑)

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2024年05月26日

Posted by ブクログ

戦略家にとっての入門書。

中々前に進まないときは、「とりあえずこれ!」と仮決めして前に」進む、人の不満に着目する等書いてあることは目新しいことではない。

ただ、そういった要素を「ゲームマップ」という「おもしろいフレームワーク」に」凝縮している点が秀逸。
ここに著者である工藤氏の「戦略」が見て取れる。

そして何よりクリエイティブストラテジストとして活躍している工藤氏がここまでシンプルで簡単に理解できる内容で戦略をまとめているということは、彼はそれほどに日々に仕事をシンプルに考えていることの表れではないだろうか?
本書を読んでの最も大きな学びはその思考のシンプルさかもしれない。

実際、本書の中で語られている「バリアモンスター」の「ごった煮」状態を避けるように、というアドバイスがあることからも、シンプルさを重視しているように思える。

物事をシンプルにする重要性は『イシューからはじめよ』(安宅和人)、『シンプルに考える』(森川亮)等でも語られており、改めてシンプルに考えることを意識しようと思った。

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2020年08月02日

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