感情タグBEST3
お寺と恋愛と料理と
精進料理の描写が丁寧で読みやすい。恋愛については仄かに香るレベルだが、いいアクセントになって話が面白い。堅い話ではないので、読みやすく、また軽妙な感じなので最後までスルッと読めるのでおススメ。
Posted by ブクログ
女性の生き方の転換期の物語であり、商店街再興ものであり、幼馴染もので、お坊さん萌えでもある。
昔、“坊主丸もうけ”なんて言われたが、最近は檀家というシステムも消えつつあり、お寺もお坊さんも、経済的に厳しい状況だということは聞いている。
お寺と商店会の、ビジネスバトルでもあるのかあ…
美味しい料理の影はちょっと薄いけれど、あいかわらずテンポ良く読みやすい。
古いものを残すためにも、伝統と既得権益にあぐらをかいていてはダメ。
長く続いている商売ほど、実は新しい工夫をしているのだなあ。
扉のページに記される、禅や仏教の豆知識が為になります。
Posted by ブクログ
お寺と仲見世の盛り返しとイケメン僧侶との恋心、家族の関係性の深まり、十三湊さんの実力発揮ですね。楽しく愉快に読むことが出来ました。ちどり亭同様に次回作もありそうな予感がします。楽しみにしています。
Posted by ブクログ
諸事情で職場を退職した主人公は、父親からの連絡により
急遽実家がある故郷へ帰る事に。
慌てて帰ってみれば…ないらっと感。
これは父親と言えど、ぶっとばしていいかと思われます。
故郷は田舎独特の、情報漏えいが恐ろしい状況。
そして天敵たる、男の存在。
ごくごく普通の、地元問題かと思ったら
案外周囲の人の方が甘えていた、という現実。
十倍にしても周囲より安いって…どれほどの金額なのか。
それよりも驚きなのが最後。
確かにそれは、言われたら喜ぶより引きます。
さくっと言ってもらった方が…いや、何故言わなかったのか。
そもそも言わないと~というわけで、お返し(?)に
渡した本のチョイスはよろしいかと。
捨てずに置いてて、良かったですね。
再利用できたしw