【感想・ネタバレ】ところで死神は何処から来たのでしょう?(新潮文庫nex)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

こりゃぁ反則だぁ。やられたな。最後にまさかの展開が待ってました、そう来るかぁ。【夜道を歩き出す。死神男とふたりで。】『あんた、本当はどこから来たんだ?』小木輝と小木昇、余見透。でもでも本当に死神が死ななくて良かったぁ。安堵。シリーズ面白すぎて読み出したら止まらない!

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2021年09月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごい、の一言。

ラストの1枚絵で泣いてしまった。
誰がこんな展開になると思っていただろうか。
前巻までを読んで予想だにしなかった展開。
一気に読んで、二転三転予想を覆されてしまった。

このシリーズに出会えてよかった。
それこそ、生きているうちに。

最終巻かと思い覚悟したけど……続いて欲しい。

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2019年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あー、あれ?これシリーズものの3作目?しかも大事なお話だった?うーん、遡って読むのはあんまりしないけど、とても面白かったから1作目から読んでみようかなぁ

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2021年05月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白かった!
シリーズ2作目の感想を書いた時に、
1作目は序章と書いたのだけど、
3作目を読むと、1作目も2作目も序章でした。

非常にまとまっていて、読みやすく
納得ができて、小説として綺麗にまとまって
読み手が納得する話になってた。

1作目2作目で、死神の人物としての振る舞いに
ブレというか、ブレてはいないんだけど、
「あぁ、そう行動させちゃったか、残念」と
読んでて思った瞬間が何度かあったのですが、
3作目はそれがなかったのが、私的には満足でした。



3作目は1作目2作目の短編が重なっているのではなく、1冊で1つの流れになってます。
ある事件(文字通り事件)から始まり。
それの犯人探しのような、推理ミステリー然として進む本作。

推理小説で言えば、不味いです。

明らかに、犯人が登場したその時に、
「こいつが犯人か」と分かる人物設定です。
目眩しの人物として準備されてるのも、
もう、そのために準備されたと分かりますから。

しかし、これは推理小説ではないのです。
死神の話です。
なので、推理小説として不味くても問題ありません。



ここからネタバレです。


その事件の犯人が判明して、事件そのものは推理小説としてなら終了した後からが面白い。
伏線の回収が怒涛に始まってきて、そして予想外に死神の素性が明らかになります。

なんか、すごく嬉しくなりますね。

5歳の息子と妻と、突然別れることになった男。
その記憶を蘇らせた死神。
生前の死神の孫との関係と、これまでのストーリーでの関わり。

3作目なので、死神に対して情が湧いてきてる時に、このラスト。
最高です。


そして、もとの摂理に戻らなかった死神の選択は、生前の記憶が戻ったから、人間的な気持ちにより、「ただ摂理に戻す死神の役目を全うするだけの死神」から、
「死神てしての役目に楽しさを実感してそれを理由にして摂理に戻らなかった死神」
になったのでしょうか。


ただそこで、人間的な気持ちが少し戻って、
さらに生前のことも忘れてない死神が、
死神として仕事をしてきたことに対しての罪悪感とか、後味の悪さのようなものを感じたりしないのか、思いを馳せてしまいました。

“天使”のような仕事をしていたなら、後味悪いことも罪悪感もないのかもしれませんが、
1作目2作目の死神ときたら、“死神”でしたからね。

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2020年05月10日

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