【感想・ネタバレ】心を読み解く技術のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

【自分のためのスキル】

NLPに対して「他人を変える」スキルというイメージがある人は少なくないかもしれない。
自分も学ぶキッカケは「いかに相手に良い変化をしてもらうか」だった。
この本でハッキリすることは「自分の心を安定させる」スキルだということだ。NLPは自分のために使うスキルなのだ。
NLPの全てのスキルがそうではない。パートを扱うことが自分の心を大切に扱うことなんだと、そう思うのです。

0
2019年03月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心は集合体、気持ち(感情+考え)を生み出すいくつものパートの集合体と捉え、怒りや悲しみ、この二つが組み合わさった失望、不毛感、悔しさ、自責感などの複雑な感情を引き起こしている一つ一つのパートに向き合い、何に対してどのような感情を持ち、それは何を大切にしたかったのか、どのような期待があったのか、何を守りたかったのかを問いかけることにより、それぞれのパートの肯定的意図を受け止め、どのパートも大切にいつくしむことで悩みを消す。
様々な感情ごとにどのように向き合い、悩みを解消したり、許したりするための方法が紹介されている。
心がそのような仕組みになっているというよりも、千々に乱れる心をパートに分解することによって、理解し・扱いやすくするテクニックだと感じられた。NLPに基づく心の捉え方ということで、対象があって気持ちが引き起こされる因果関係的説明であったが、アドラー心理学の目的論だとどのように向き合うのかと興味をもつ。アドラーは全体論だからパートに分解する手法とは相容れないのかなと思い直す。
16-178

0
2016年09月27日

「学術・語学」ランキング