【感想・ネタバレ】ヤバすぎて笑うしかない狂人理論が世界を終わらせるのレビュー

あらすじ

韓国は平昌五輪を本当に開催できるのか
北朝鮮報道のスクープ記者と
数々の危機を予測した経済評論家が
迫りくる有事勃発に警鐘を鳴らす
開戦前夜に読む軍事バイブル!

◎2つの「レッド・ライン」を突破した北朝鮮
◎成功率75~80%以上で軍事作戦開始
◎米国は韓国抜きで先制攻撃をする
◎電磁パルス攻撃を狙う米朝
◎アメリカの軍事行動に理解を示す国際社会
◎在韓米国人が北朝鮮の人質でなくなる日
◎マーケットも戦争を織り込みだした
◎世界一優れた自衛隊、お笑い韓国軍
◎韓国でオリンピックができない本当の理由
◎北朝鮮崩壊で中国も分裂

狂人理論(マッドマン・セオリー)とは
米国のリチャード・ニクソン元大統領(1913~94年)は
ベトナム戦争を終わらせるにあたり、副大統領として仕え、
朝鮮戦争を休戦に持ち込んだドワイト・アイゼンハワー(1890~1969年)大統領の情報戦に学んだ。
そして今、ドナルド・トランプ大統領は、現下の北朝鮮半島危機を、
ベトナム戦争を終結させたニクソン氏の情報戦に学び、血路を見出そうとしている。
一連の情報戦は「核戦争も辞さぬ狂人」を装い、敵国の譲歩を引き出す瀬戸際戦略で
≪マッドマン・セオリー=狂人理論≫と呼ばれる。(本文より)

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Posted by ブクログ

ヤバすぎて笑うしかない狂人理論が世界を終らせる。渡邉哲也先生の著書。最新の北朝鮮情勢が理解できました。とても現実感のある内容で、狂人理論で北朝鮮で戦争が起こったら世界はどうなってしまうのだろうと不安を覚えました。

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2018年08月13日

Posted by ブクログ

 野口氏の北朝鮮分析は、内外の報道と照らし合わせても的確であるように感じた。そして核をいつでも発射できるような国が近くにあるのにもかからわず、それを報道をしないマスコミに対する非難と、危機感を持たない日本国民に対する危機感もたしかにそうであるように思う。
 ただ、後半に入ってテンションが上がってきたのか日本国民に対する苛立ちを隠さなくなってきたところで何処かで見た構図であると気づいた。朝日新聞のモリ・カケ報道である。モリ・カケ報道で不正を追求しているにもかかわらず、内閣支持率は下がらないどころかむしろ上がり、逆に朝日新聞が追い込まれる状況となっている。そしてとうとう有権者に対する苛立ちを隠すこともせず有権者を批判するに至っている。野口氏は、北朝鮮の危険性を散々指摘しているのにもかかわらず国民が危機感を持たない、これだけ報道しているのにもかかわらず報道のとおりに危機感を持たない国民はおかしい、という苛立ちを見せている。
 捏造のモリ・カケと違って、北朝鮮情勢と野口氏の指摘とのズレが小さいため違和感を覚えないだけで構図は同じである。結局のところ朝日新聞も産経新聞も根は同じではないかという印象を受けた。朝日新聞だから信用できない、産経新聞だから信用できるという見方では、いずれ足元を掬われてしまうのではないかと思う。きちんとその記事の意図を見抜くことが必要だろう。一見正しそうな産経新聞は特に。

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2017年12月02日

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