【感想・ネタバレ】パブリック・スクールと日本の名門校のレビュー

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Posted by ブクログ

1.この本を一言で表すと?
英国のパブリック・スクールと日本の中高一貫校との共通点、相違点をまとめ、日本の教育に取り入れるべき点を抽出した本。

2.よかった点を3~5つ
・寮のなかで「年長者から年少者への指導が行われている」点に強く魅かれた。言ってみれば縦割りの教育制度で、それがリーダー育成にもつながっているように思えるのだ。 (P212)
→寮生活はリーダーシップによいと思う。学年を跨いだグループ活動が必要。

・彼らはリーダーを生み出すための教育をイギリスに求めているのである。そのための教育システムがパブリック・スクールで確立されているのは、すでに見てきたとおりだ。 (P234)
→日本人に足りないのはリーダーシップだと思う。日本の教育に積極的に取り入れるべきだと思う。

・リベラルアーツ教育(P156)
→人間力を養う、人格形成に役立つと思う。

・中学・高校の進学先選定の基準は、教育内容よりもむしろ、大学進学率(P230)
→教育理念を見極める必要がある

・第一の提言はハウスシステムの導入である。(中略)たとえば、中学一年から高校三年まですべての学年のA組でひとつの寮を構成。大事なのは、学年横断型にすることだ。(中略)
第二の提言は大学入試制度の改革だ。(中略)本当は、大学入試にこそ教養の要素を取り入れるべきではないだろうか。 (P247)
→即物的な判断を是正するためにも入試に教養の要素を取り入れるべきだと思う。

2.参考にならなかった所(つっこみ所)
・ノブレスオブリュージュはどのよう教えているのかよく分からなかった。
・私立だけでなく公立も調べて欲しかった。

3.実践してみようとおもうこと
・子供の進路選択に役立てる。

5.全体の感想・その他
・取り上げられた各校に自由という共通項があるのは面白かった。
・教育とは何かを考え直す必要があるという著者の意見は全く同意する。
・p250 優れた人格の形成 をすべきだと思う。

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2019年01月06日

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