あらすじ
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子どもにしつけは不要。いい子に育てたいなら、親はしつけ呪縛から解放されよう。ベテラン保育士監修の、全く新しい子育て本。
小さいうちにきちんとしつけなきゃダメ、と思い込んでいませんか?
幼児の目に映る世の中は、大人が見ている世界とは違います。
親子ともにストレスをためて悪循環に陥るしつけ呪縛から、
自分を解放してあげましょう。
ベテラン保育士と、虐待を受けて育ったイラストレーターがタッグを組んで、
多くの親が直面する「しつけあるある」に挑みます。
●「ごめんなさい」が言えないうちの子、ほうっておいてもいいの?
●公共の場で騒がせておく親にはなりたくない!
●遊び食べと好き嫌いがひどすぎる
●やりっぱなし!出しっぱなし!整理整頓を教えたい
●友だちにやさしくできない、わがままなわが子
●すぐ手が出るのでグループ内で鼻つまみ者に
●毎日きょうだいゲンカにうんざり
●カッとしてつい叩いてしまう
●外出のたびに叱りっぱなし
●何度言っても聞かないので最後はブチ切れ……
どんな場面でもしつけなしで子どもが変わる、親の心得を教えます!
柴田 愛子:1948年東京生まれ。保育者。
自らの目ざす幼児教育を求めて、仲間3人と「りんごの木」を創設。
現在、2~5才の110人の子どもが通う。
「子どもと大人との気持ちのいい関係づくり」をテーマに、
講演や執筆活動を精力的に行っている。
子どもの目線に立ち、ズバリと本質を突くアドバイスで、
子育ての不安を訴えるママたちから絶大な信頼を得ている。
『けんかのきもち』(ポプラ社)、『それは「叱る」ことではありません』(PHP研究所)、
『こどものみかた 春夏秋冬』(福音館書店)など、著書多数。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
賛否両論ではあるみたいだけど、私にとってはとても腑に落ちる内容だった。
数々の育児書を読んできたけれども、一番身近に感じた一冊。
私は子供に良い子になってほしいからこの本を読み始めたわけではなく、ご飯をたべない、着替えない、癇癪、乱暴etc...に困ってなんとなく読んだ本。
将来困らないように。人に迷惑をかけないように。上手く人間関係を築けるように。この子がいつか困らないように...
そればかりを考えて、礼儀や躾を厳しくしてきたけれども、本の冒頭を読んだ時、「私は娘にどう生きてほしいのか」を全然考えてなかったことに気づいた。
人の言いなり(大人の考える良い子)になるような子ではなく、自分の意思で、自分の考えで、自分の力で生きていけるように。自分で問題解決できるように。
そうなってほしいと思ったら、親ができる事はただ、安全な生活、安心できる場所を確保することなのだと思った。
この本に上記のようなことが書いてあったかはあまり覚えてないけれど、気づきを与えてくれたのが、この本の冒頭だったので感謝。
なんで○×するの!?なんてよく怒ってたけど、子供は先のことなんて予測できない。そうだよな。
大人にとって信じられない行動も、彼らにはきっと意味がある。気になったとか。やってみたかったとか。
遅れちゃうよ!!なんて言われても、予測できない子供に言っても無駄だと思った。
子供に怒鳴る必要がなくなって、平和になった。イライラはするけど、それは私の問題であって子供が悪いわけではない。
Posted by ブクログ
マンガもあって読みやすいです。
子どもの気持ちを汲み取ることの大切さ、親がしている「しつけ」の無意味さに気付くと、肩の荷が降りて、より子育てを楽しめると思いました。
我が子が愛おしくなる一冊です。
Posted by ブクログ
1歳8カ月の子育て中で、まさにこれからの育児に必要な話でした。
子を変えようと叱るのではなく、子の成長に合わせて、こちらが対応していく、そのやり方が具体的に書いてありました。
1年に一回くらいは読みたい本です。
Posted by ブクログ
今の私にとってはかなりタイムリー。
衝撃の連続。
気持ちが楽になって、これを読んだおかげで本当にあまり怒らなくなった。
たしかに、怒りながら伝える必要はない。
感情的になったって仕方ない。
子どもを1人の人間として尊重しよう。
Posted by ブクログ
何度も読み返したい。
全体を通して、受け取ったメッセージは「それでいいのよ」ということ。
子供の見えてる世界がちょっとだけ分かってくると話す言葉も、気持ちも変わってくるなぁ
Posted by ブクログ
衝撃的(!?)なタイトル!と、手に取るママさんが、たくさんいますように(^人^)
「あるあるある!」「そうそうそう!」な、各方面で特徴的なエピソード満載で、マンガなので読みやすいのも嬉しいですね。
愛子先生節は文章ですが、すんなり読める分量で、決してママの頑張りを否定せず、
でも「そうよね、今日からちょっと肩の力を抜いてみよっかな」と思えるお話しばかりです(*^^*)
Posted by ブクログ
下の子が自己主張するようになり、今までより身体を動かせるようになったので、少し兄弟喧嘩の前段階のようなやり取りが見えてきて、その度に上の子だけに駄目だよと言うのにモヤモヤしながらも、危ないから言葉が伝わる上の子にばかり「駄目だよ、叩くと痛いよ」と言っていたけど、そういう対応でいいんだなと思えたし、その方が子供に優先度をつけなくて良くて良いなと思った。
とはいえ、ここに書いてある通りにしてもなかなかうまくいかない事もあるのが育児なので参考にしつつ、可愛い盛りを楽しむ余裕ができるといいなと話半分で読んだ。
Posted by ブクログ
著者は50年保育に携わっていて、科学的な根拠や心理学に基づいてるわけではないけどたくさんの子どもたちを育ててきたからこそグサッとくる言葉や考え方がたくさん。
小さい子どもに必要なのはしつけじゃなくて安心感、他人を思いやれるのは4歳から、子兄弟喧嘩の裁判官になるな、子どもへの暴力は快感になるなど心に留めたいと思った。
Posted by ブクログ
妻からのおすすめで読んでみたけど、とてもタメになった!
自分の子育てには、色々と問題があるなと...
我が家の「無農薬野菜」たちと気長に楽しく向き合っていこう!笑
Posted by ブクログ
子供に無関心なのに子供に厳しい社会(P52)という言葉が心に刺さった一冊。子供が公共の場で騒ぐと「親は?」と思いませんか?これは子供がいるいないにかかわらず思うことではないでしょうか。その裏側には「親が子供をコントロール(しつける)すべき」という固定観念が住みついているのではと思わされました。不思議なことに実際に子を育ててみると年齢・特性によってはコントロールできないのを知っているにもかかわらず、です。なのに、外からはコントロールを求められる。そのズレが、子育てしている人が感じがちの苦しさにつながっているのではないでしょうか。他の方の感想にもありますが、子供に言うことを聞かせないとと思っている方は肩の荷が下ります。
なお、本書でいう子供は2歳~5歳です。
■刺激的なタイトル
本書を読むと、要は、しつけ=ガミガミは月齢によっては通じないからやめて大丈夫という感じです。いろんなあるあるシチュエーションごとに、どう考えればいいか専門家である著者のコメントが述べられて進んでいきます。中には、園の先生時代の著者が子供に反撃をそそのかすシーンもあり、日頃子供に「仲良く~」と言っている親や先生方からしたら驚くであろう部分も正直あります。でも、確かに言われっぱなしよりも、反撃できる強さがあったほうが、社会で活躍できるなとも思わされました。
■漫画パートで涙する
毎日色々言っているのになんで言うことを全然聞いてくれないんだろうと思う親は絶対に「うんうん・・」と頷く漫画です。時にはこんな冷静に夫と話をしたかった、自分もこの状況なら泣くわなど様々な思いが去来することでしょう。そのくらい迫っています。
■手が出てしまったら・・
こういうご時世、この話題を出すのは結構勇気がいったのではないでしょうか。暴言や暴力を受けた子供は脳が100%萎縮するという話もありますが、そういう次元じゃないんですよね。しつけという正義を振りかざして子供をコントロールしているだけじゃないのかな? そんなことを考えるきっかけと知識がつきました。
Posted by ブクログ
子育てに「ああしなきゃ」「こうするべき」と悩んでいる時に、ふっと肩の力を抜くことができる本。子どもに本当に伝えなければいけないことはそれほど多くない、しつけよりも安心感が大事etc…頭で分かってはいても、余裕がないとついついしつけモードになってしまうもので、そんな時に時折読み返すと助けになりそう。
Posted by ブクログ
良かった!いいことがいっぱい書いてある
読んだことあるけど出来ていないことに、そうだよなぁ、と思いつつ、物によっては、おぉ、そこまでやっていいとは/見捨てていいとは知らなかった!と言うものまで。見捨てていいってすごく大事。今子供みれちゃうから、みてるけど、昔の子供なんていっぱいいて、絶対そんな面倒見ていなかったはず。それでどうなるのか、どうもなりませんよ、こうなってこうなりますよ、って言うのが聞けるのは素晴らしい。だって見放したらダメなんじゃないかと思うから良くはないけどやってる訳だから。姉弟ゲンカは無視します。武器禁止で放っておきます。泣いたらヨシヨシ。怒りません。
Posted by ブクログ
子どもに対してつい過度な期待をしてしまうこと、
親が同じことを言い続けるほど子どもに伝わりにくくなること、
その通りだと思った。
けど、それで社会は許してくれないんだよ、とか
「やめたらいい子になっちゃった」のフレーズとか、
簡単に言わないで欲しいと思ってしまう本音もある。
こんなに言わなくて済むなら言いたくない、
可愛いと抱きしめるだけでいたい。
そういった母の気持ちをわかって欲しいと思うのは、
わがままだろうか。
だって誰かが言わないといけない。
ほとんどの場合、その「誰か」は母。
自分がやるしかないという思いがあるんだよ。
Posted by ブクログ
「しつけ」をしている気はないが、毎日こどもに対して怒っている自分が嫌で、どうしらよいか悩んでいた。この本を読んで、自分が悩んでいたテーマが沢山取り上げられていて、救いになった。
もっと子供の気持ちを受け止めて、一緒に過ごす時間を楽しいものにしたいと思った。
Posted by ブクログ
気になるタイトルなので手に取ってみたが、日々の育児を振り返られる良い本だった。
ついつい親がやりがちな事が描写されいて、自分もこんなこと状況あるなと、客観的に見れる良い機会になった。
対処法も比較的具体的に書かれていて、納得しながら読み進められる。
2歳から小学校入学前の子供を持つ親が読んでおくと良い本かなと感じた。
Posted by ブクログ
素晴らしかった。
著者の柴田愛子氏の見識の高さが滲み出ていた。
子どもにどう接すれば良いのか。
子どもをどう見れば良いのか。
どうすれば、子どもの気持ちを理解してあげられるのか。
これらの問いに答えるためには、人間とは何かをつかむ必要がある。著者はこの部分の理解が深い。
ご自身の豊富な経験から、子どもへの接し方を指南するのが本書である。つまり、本書のタイトルは「親のしつけ」である。
子どもはコントロールできない。
子どもは表現できない。
その子どもに対して「何で言うことを聞かないの?」や「何でワガママばかり言うの?」というネガティブクエスチョンばかりでは親子ともに疲弊する。
「何が欲しいのだろう?」や「どうすれば良いだろう?」というポジティブクエスチョンをもとに接していけば良い。
子どもは親のペットではない。一人の人格である。
子どもにも好みがあり、気分がある。
しかし、同時に理解力もある。
試行錯誤の中で、自分の気持ちが分かり、人の気持ちが分かり、善悪が分かるようになるのだ。
Posted by ブクログ
いい本。こういう本はやはり具体的であることが肝ですな。ま、人を変えようとしたがるの、やめたほうがいいよねえ。人は人に変えられたくはないのだから。自分だってそうなのに、人には変わってほしいと思う。相手のこだわりに引きずられて、自分がこだわってしまってはならない。
Posted by ブクログ
子供が小さいうちは悩むものです。
少し成長した後になにやってたんだろうなぁ?
と思うのですが,その時はそれが精一杯で,その世界が一番でそれが永遠に続く印象となってしまうのが現実のような気がします。
その不安や悩みを少しだけ気持ち軽くしてくれるようなアニメ付きの楽しい一冊です。
オールアニメではないのだけご注意を!!!!
Posted by ブクログ
兄弟喧嘩のは、興味深かった。。いざ、上と下の子が喧嘩し出したら、また立ち返りたい。
喧嘩して、勝った方も負けた方も、気持ちいいと思っている子はいない。
ありがとう、の無理強いはしないようにしようと思った。
Posted by ブクログ
よく見たら読むのは2度目だった。
初めて読んだときは「食べない」「寝ない」等、ベビの頃。5歳になった今は悩みが全く違う方向へ。結果再読して良かった。
ただし、「暴力を振るうのは愛情不足」と書かれるのは辛い。暴力を振るったときに抱きしめて代弁するのは賛成だけど、愛情不足が原因ではない場合もあると思う。
手が出る、癇癪持ちのは男の子は小4頃まで続く事もあるそう。終わりがあるなら長い目で見るしかないか。
「5歳頃までには落ち着いてきます」というフレーズが目に付きましたが、我が子は5歳半。まだまだ手を焼きます…。
と、気になった点だけ。全体としては肩の力が抜けるいい本だった。
匿名
目新しいものはなかった
お行儀良い子がお友達から叩かれた。柴田愛子さんはその子の後ろで「やれ!」と言った。喧嘩になった。喧嘩してわかったものもあった。めでたしめでたし。
基本的にこんな感じの内容の本。好きにさせてあげてそこから学ぶことも多いと。
すごくわかるんですが、例えば上記のように敢えて喧嘩させた場合、そこは先生たちがいる場でありなんだかんだいって取り持ってくれるわけですよね。親では言うこと聞かなかったり、さらにママ友の前でそんなことできない、って場合はどうすればいいの?
本能のままさせるのがいいのはわかりますが、あまり現代のママに寄り添った内容ではなかった気がします。よくお年寄りが「オホホ。必死にならなくても自然と子供は大きくなるもんよ」って言っているのと同じ感じでした。筆者もかなりお年を召した方と後で気づき納得。
ぬるいです
愛情でつつんであげて、こどもの気持ちに寄り添って、待ってあげて…
行き過ぎのしつけは反対だけど、小さい頃から言ってきかせる必要ってないのかな。子ども同志は嫌ってないとか言うけど、幼稚園あがっても手の出る子は敬遠されて当然だし、見守らせるより、発達見てもらうようにした方が親の負担も減ると思います。他にも自分のおもちゃを貸したくない気持ちは尊重してあげてもいいと思うけど、すべり台独占も許したら、遊べない子の気持ちはどうなのとか、乗り物で赤ちゃん泣いても仕方ないと思うし怒らないけど、ひっくり返ってる子も放置って…などなど、一冊まるごとモヤモヤしかしませんでした。