【感想・ネタバレ】メンタライゼーションでガイドする外傷的育ちの克服 心を見わたす心と自他境界の感覚をはぐくむアプローチのレビュー

あらすじ

MBT(メンタライゼーションに基づいた治療)をやさしく学ぶ!
外傷的育ちとは、子どものころに身体的、心理的、性的な虐待を受けた体験、心や脳にダメージを与えるような養育体験とその影響を意味する。
本書では著者の豊富な臨床経験に基づき、いわゆる毒親、虐待などの外傷的育ちから生じる種々の心理・行動特徴について幅広く解説。適切なミラーリングと分離、メンタライズ力の成長を軸に、患者に安心感を与え心の成長を促す治療や支援方法を紹介する。 境界性パーソナリティ障害に対して効果が実証されていて、近年注目を集めているMBT(メンタライゼーションに基づいた治療)を平易に学べるよう構成された入門書。

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Posted by ブクログ

私自身外傷的育ちであるという自覚があるので読んでみた。
非常に興味深い内容で、「100%幻想」や被害者モード、加害者モードなど、読んでいて身に覚えのある点が多かった。
私は支援職や福祉職に就いている身分ではないが、読んでいて重要な気づきが多かった。この本の内容に沿って言うなら、私はまだ分離うつを経験していないのかもしれない。
また理解を深めるために再読したいと思う。

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2023年04月04日

Posted by ブクログ

境界型パーソナリティ障害の治療には勿論、外傷がらみの障害への対応に極めて有用!多くの精神科関係者に薦めたい。

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2024年11月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

分離うつが必然のように書いてあってなんか納得した。メンタライゼーションはそれなりにガイド下でやらないと危ないんだろうな。

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2023年01月01日

Posted by ブクログ

「今、ここ」を重視するアプローチ。
クライエントが変化しても、それによって親、配偶者、他の人などの変化が必ず起こるわけではないし、それをコントロールすることもできないため、他者の変化ではなく自分自身と他者に対する反応の仕方を変えることによって解決しようとする、ということなのだと納得することができた。

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2021年08月11日

大変素晴らしい本です!

あらゆる精神医療、心理科学、教育者、介護者など、人と関わるお仕事の方にとって
必読書のひとつであることは
間違い無いと思います

大変素晴らしい本です
中古で出まわる数が少ないことからもそれが伺えます。
読んでよかった!

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2021年01月31日

Posted by ブクログ

 外傷育ちという呼び方を用いながら、対人面で傷つきやすさを持った人達が、こころと上手く付き合っていけるようにガイドする指南本です。専門用語でいえば、メンタライジングになるのでしょうが、難しい説明はなく、日常的な言葉や例えでわかりやすい本になっています。
 外傷育ちの人の抱える傷つきやすさの説明と、支援者向けの二部構成になっています。外傷育ちの人の抱える傷つきやすさの説明は、ご本人が読まれても参考になると思います。メンタライゼーションは専門ではありませんが、今後このエッセンスは日頃の面接に取り入れていきたいです。

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2019年06月15日

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