あらすじ
MBT(メンタライゼーションに基づいた治療)をやさしく学ぶ!
外傷的育ちとは、子どものころに身体的、心理的、性的な虐待を受けた体験、心や脳にダメージを与えるような養育体験とその影響を意味する。
本書では著者の豊富な臨床経験に基づき、いわゆる毒親、虐待などの外傷的育ちから生じる種々の心理・行動特徴について幅広く解説。適切なミラーリングと分離、メンタライズ力の成長を軸に、患者に安心感を与え心の成長を促す治療や支援方法を紹介する。 境界性パーソナリティ障害に対して効果が実証されていて、近年注目を集めているMBT(メンタライゼーションに基づいた治療)を平易に学べるよう構成された入門書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私自身外傷的育ちであるという自覚があるので読んでみた。
非常に興味深い内容で、「100%幻想」や被害者モード、加害者モードなど、読んでいて身に覚えのある点が多かった。
私は支援職や福祉職に就いている身分ではないが、読んでいて重要な気づきが多かった。この本の内容に沿って言うなら、私はまだ分離うつを経験していないのかもしれない。
また理解を深めるために再読したいと思う。
Posted by ブクログ
「今、ここ」を重視するアプローチ。
クライエントが変化しても、それによって親、配偶者、他の人などの変化が必ず起こるわけではないし、それをコントロールすることもできないため、他者の変化ではなく自分自身と他者に対する反応の仕方を変えることによって解決しようとする、ということなのだと納得することができた。
大変素晴らしい本です!
あらゆる精神医療、心理科学、教育者、介護者など、人と関わるお仕事の方にとって
必読書のひとつであることは
間違い無いと思います
大変素晴らしい本です
中古で出まわる数が少ないことからもそれが伺えます。
読んでよかった!