【感想・ネタバレ】世界で働く人になる!実践編~グローバルな環境でたくましく生きるためのヒント26のレビュー

あらすじ

2014年12月に発売され、好評を博している『世界で働く人になる!』の続編が登場! これまで9カ国に住み、60カ国以上の人たちとともに働いてきた著者が、日本人がグローバルな環境でたくましく働き、生き抜いていく際に役立つ実践的な26のコツを伝えます。
1)「世界で働く人」が持つ、基本的な考え方を伝える
「違いは違いとして受け入れる」「仕事と人格は切り離す」「人生にしっかりメリハリを付ける」など、世界とつながりながら働く人が身に付けている基本的な考え方を、実例を交えて丁寧に伝えます。

2)グローバルな環境で生き抜くヒントが得られる
日本人だからこそ、グローバルな仕事の場で発揮できる力がある――。これは、前著『世界で働く人になる!』から一貫している、著者・田島麻衣子さんの思いです。本書では、「リーダーシップ」や「根回し」のあり方など、日本流の仕事のやり方をうまく活用し、運用させるヒントを紹介します。また、「フィードバック」や「会議」「休暇」「ジョブ・ディスクリプション」など、少し捉え方を変えると、より仕事がスムーズに運ぶと思われるトピックスについても取り上げます。

3)英語を使って働く時に押さえておきたいポイントを紹介
「英語が思うように出てこない時の対処法」や「英語力をカバーしながら仕事の成果を出せる方法」など、英語を使って働く時に押さえておきたいコツやポイントを紹介しています。主に日本国内で英語力を養い、国連機関の職員になった田島麻衣子さんならではのアドバイスです。

4)ワークライフバランスの取り方に悩む人に!
田島麻衣子さんは、『世界で働く人になる!』出版後も、国連機関職員として世界各国で働きながら、結婚・出産。現在、南アフリカのヨハネスブルグを拠点に、グローバルな舞台で活躍中です。その一方で、自分の人生の中で仕事や家族をどう位置付けるか、日々考え続け、試行錯誤しているという田島さん。本書では、ご自分や仕事仲間のワークライフバランスの一例を紹介し、これからの「世界で働く時代」にフィットしたワークライフバランスの取り方を提案します。
※ダウンロード特典「田島麻衣子 16の言葉」(PDF)付!

【著者プロフィール】
田島麻衣子:
東京生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、KPMGに入社。大学時代にバックパックで回ったフィリピンのスモーキー・マウンテンの現状が忘れられず、退社。オックスフォード大学院への留学などを経て、2006年より国連世界食糧計画に勤務している。現在は、南アフリカ地域事務所を拠点に、国連の持続可能な開発目標(SDGs)達成ためのモニタリングを主導。これまでアメリカ、イギリス、フランス、イタリア、ラオス、アルメニア、エジプト、南アフリカに日本を加えた9カ国に住んだ経験を持ち、共に働いたことのある同僚の出身国は、60カ国以上を数える。著書に『世界で働く人になる!』(アルク)、『国連で学んだ 価値観の違いを超える仕事術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

学び
①本当に諦めてはいけないのは、「人生に対する希望」
②映画プロデューサー、アダム・レイプツイの「人生の目的を知るための5つの質問」
③フィードバックとは「共に成長する方法の一つ」
④人生の時間軸を考えて優先順位を決める。近視眼的にならず、今日の選択は長い人生の中の試行錯誤の一つ。

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2020年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いくつかの職を経験したのち、国連で職を得て、文字通り世界各地を舞台に仕事をしている著者の経験から語られる「世界で働くとは」について語る。

おそらく、そもそもに非常に賢くポテンシャルのある女性だとは推察できますが、それを差っ引いても、ハッと思わせる考え方や着目点は多いです。

海外で働くことを考えている人には、憧れと、自省、準備を気づかせてくれます。

本書を読んでなるほどなと思ったのは、一貫して
問題になるのは語学ではなく、

・人と向き合う姿勢(多分日本でも同じ)
・違う事を受容すること(日本ではなかなかないかな?)
・自分は何かを持つこと(マジでわからんくなるものですが)

を謳っているように感じました。

いいなと思った考え

・大丈夫、きっとうまくいくと希望を持つ

・人生に対する希望はあきらめてはいけない

・仕事と人格を切り離し、客観的に見る

・自分がこの世で生きる意味を知る質問
 「自分は何者なのか?」
 「自分の仕事は何?」
 「誰のために働いているか?」
 「その誰かは何を望んでいるか?」
 「それにより相手は何を得て、結果としてどう変わるか?」

・内省の時間は自分に素直になり、自分の人生を生きるのに必要な時間

・良きリーダー
「なぜ一緒にやるのか」
「何を一緒にやるのか」
「参加者が自分自身の目標だと納得する」を伝える力がある

・ワークライフバランスは自分で人生の均衡点を見つける事

・jobとworkは違う

・自分が仕事を探すときはどの条件が最優先なのか、二番目は何かを明確にしておいた方がよい

・自分の選択について説明責任を果たすべきは、周囲の人や親兄弟ではなく、自分自身である

・あまり近視的にならず、今日の選択は長い人生の試行錯誤の一つだくらいに考える

・自分の人生を自分でデザインする

・経済的な自立は、その人の精神的な自立に影響を及ぼす

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2020年09月17日

Posted by ブクログ

世界を舞台に働かれている田島さんが、世界で働くために必要となる考え方を綴っている本

本を通して感じたのは、多様性を理解して受け入れることであった。

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2022年03月10日

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