【感想・ネタバレ】ぼくらの未来をつくる仕事のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

祖母の介護と、訪問診療という分野で日本の高齢化社会に立ち向かう企業を顧客として担当していた経験から高齢化に伴う日本の医療の2040年問題について課題認識し手に取った

著者の豊田氏の仕事の経歴とそれを経て得た知見や考え方が書かれている
エリートではあるものの、優しい目線で医療の問題に向き合おうとしていると感じた
本作を以てさらに多くの人に医療リテラシーを高めるべく、非常にわかりやすい言葉で書かれている

特に医療のレベルは年々上がり、延命措置も高度化する一方、治療によって寝たきりになってしまう高齢者も多く、治療を行うという選択が患者やその家族にとって必ずしも幸せに繋がるわけではないという点については強く同感

日本の医療費の4割は国の資金で賄われているものの日本が民間コンサルに何かを委託することはない
さらに日本の病院は民間の個人経営も多く一つに方向性を合わせて向かっていくことは困難、患者である国民もすぐ近くに病院があって風邪を引いたら薬を貰う利便性は失いたくないはず

こうした現状で誰に何をどうアプローチすれば日本の医療は変わるのか?ビジネス化できるのか?すごく難しそうだけど取組意義はかなり高いと感じた

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2023年01月07日

Posted by ブクログ

まず、著者の経歴がとんでもない。学生時代より先見の明や自身の未来像を研究されていたのだろうと予想できる。この人生なら自分はどうなっていただろうかと勝手に妄想するレベルだった。

現在の医療の事情と問題点や改善点を、提供する側(病院など)、提供される側(患者など)、それらを含めた国の政策の視点、それぞれに対して医者(提供者)とコンサル(第三者)の2職種の経験から分析されている。この両職種を経験している方は今までに拝見したことがないので、珍しさと凄さが相まって文章に惹き込まれるように読んだ。また、医師研修時代に留学経験もあるということで、諸外国との制度面や体制での比較を取り入れているのが新しい。

特に衝撃的だった内容が、医療費の増加と国民保険の問題点だった。※内容は本作を参照されたい。

読み終わって以下2点をやってみようと思う。
・予防という観点はなかったので、元気なときにこそ自分の身体を見つめ直す
・オンライン医療事典MEDLEYを検索してみる

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2018年02月17日

Posted by ブクログ

以前にApple関係の雑誌で著者を見たことがあったが、著書もあると知り購入。
読んでいて、薬剤師という立場でも分かるなと思うこと多数。自分も、患者さん側がもう少し医療リテラシーを持つことは、これからの時代絶対に必須と思う。
MEDLEYのサイトは今後も注目していきたい。

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2018年12月31日

Posted by ブクログ

とても力強い本だった。最後の章は、自分自身を省みながら、心がチクチクと痛んだ(謙虚じゃないわ、わたし、とか、いろいろ)。

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2018年02月07日

Posted by ブクログ

2018/2/5
Strong first
How can I help you?
自分がやりたいこと
自分がやるべきこと
自分にしかやれないこと
の3つの円
心の火が燃える

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2018年02月06日

Posted by ブクログ

医者から始まり、作りたい医療業界の未来を見据えて、ベンチャーを立ち上げた方の話。
ストーリーとして読む分にはとても面白く、背中を押してもらえる。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

世間を騒がせた豊田剛一郎氏の著作。

開成→東大理三→脳外科医→マッキンゼー→起業という文句のないキャリアを歩み、また人としての嫌味さは感じられず、純粋に社会貢献に関心があった人柄だと感じられる一作。

話題になったメドレー社が何をしているのか、豊田氏の思いはどこにあったのかなど、簡単な内容ではあるがよく知れる本。

しょうもない躓きがあまりにも悔やまれる。

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2021年09月17日

Posted by ブクログ

意地悪な言い方すると、

医師3年、マッキンゼー1年半しかキャリアないないのに、
会社の共同代表を務めるというところに、キャリア形成の妙を見た。経歴に箔をつけるというのはとても重要だわ。

日本に病院が多すぎる、診療科✖️地域の偏在。

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2018年03月25日

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