【感想・ネタバレ】歌う鳥のキモチのレビュー

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Posted by ブクログ

著者の、この研究へのものすごい熱量を感じる。
こんなにも『鳥の声』だけに没頭できるものなのか。
観察眼、観察耳?歌声で個体識別も可能だなんて。自分の遺伝子を残そうとする小鳥たちの戦略を読めば、一夫一婦制も愛情深さの現れではないと気付かされる。
データの採集も分析も、科学的客観的でありながら、解釈と説明はとても人間みがあり温かい。
付録?の鳥の歌声つき動画も、耳が洗われる心地よさで、エンドレス再生したいくらい。

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2022年07月15日

Posted by ブクログ

続けて2度読み、ものすごく面白かった。
装丁とタイトルで軽いエッセイ風の読み物かと思い手に取ったが、大変濃いアカデミックな内容を平易な文章でわかりやすく説明されている。また引っ張り出して読むかと思う。
2018年私選ベスト5に入ること請け合い。

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2018年02月05日

Posted by ブクログ

鳥特に著者の専門とするクロツグミの歌い方についてのレクチャー。
歌及び地声の役割は縄張りと求愛。鳥のオスは、縄張りの周辺を回って高らかに歌い縄張りを宣言する、あるいはそれと同時に独身であることも伝える。相手が見つかれば、それに対してまた別の歌やボリュームを変えた歌とつぶやきでアプローチをする。歌は遺伝ではなく、ヒナから巣立って1年目くらいの時期に別のオスから覚える。なので地域色がある。

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2018年02月08日

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