あらすじ
「ビジネスパーソンの手帳は、予定やタスクでびっしり埋まって一人前」
そう一般的に思われているが、じつは、超一流の手帳はむしろ「空白」が多い。
そこで本書では、高級外国車業界で、その圧倒的な実績から伝説の存在となり、現在コンサルタントとして活躍している高塚苑美氏を著者に迎え、超一流の手帳の空白の秘密を解き明かしながら、仕事ができるビジネスパーソンになるための手帳の使い方を解説する。
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Posted by ブクログ
現在25歳。
これまで手帳を使用した経験はないが、仕事をしていく上で「手帳は便利なのでは?」と思い、購入。
どうして便利だと予想したかというと、手帳は1年中持ち歩けるので、自分が大切にしたい考えを書き留めたり、目標達成するための作戦を立てるのに役立ちそうと思ったから。
本書を読むと実際その通りで、手帳は“未来への投資となる時間を生み出すためのツール”として紹介されています。
予定がビッシリ詰まっている人は、「あっ!予定が沢山あって多忙! = 仕事たくさんやってる! = カッコイイ!」と思われがちですが、それは違う。
それだけ「自分の時間が作れていない」ことを意味している。
なので、手帳は自分の予定をマネジメントし、余暇時間を作るために利用することが正しいと指摘しています。
私もこれから手帳を買いに行きます。
うまく自分の時間が作れていない人におすすめの本です。
Posted by ブクログ
超一流のビジネスマン達は手帳をどのように使っているか。
その答えは、自分の時間を確保するため、スケジュールを開けているということ。
本文が読みやすいのが良いです。
基本的には、手帳の使い方のノウハウが書いてあります。書いてあることはほかの手帖本とだいたい一緒。
ダイアリーとして、バーチカルタイプを強くお勧めしている点が特徴でしょうか。(1日の内空白時間をしっかり確保するため)
どの本にも書いてあるけど、タスクの時間を予測してそこに収めること、振り返りをすること。自分はこれがなかなかできていないなーと。
そもそも「超一流」というのが何者なのか、本文中は定義がでてこない。
筆者があったことがあるイケてるビジネスマンなので。
実はあまりそこに説得力がないような気がする。
そもそも自分が「超一流」とどう関係あるのだろうか。
読んでいて、超一流に対する違和感がつきまとう部分もありますが。それは雰囲気づくりとして。
クラブのママが、言っていたと以下の話が、実感として腑に落ちた
手紙を書いて、それにきちんと対応をする人は出世する。人を喜ばせる人が出世するということ。
クラブのママは自分の身近な大事な人ではないはず。
ある程度距離感のある人にまで、きちんとスマートに気配りをできること。これは仕事という場で、客観的に割り切りながら相手を気遣うことと一緒なんだろうなと。
Posted by ブクログ
どこかで読んだことがあったり、何年も実践していることが多いので新鮮味はなかったが、それでもいくつかは参考になる提案あり。
・作業に要する時間を記録 → タスクに予定時間を記入
・1週間の時間割を作成。ルーチンはまとめて実施。
・1コマは90分。仕事は15分単位で考える。
・「打合せ」という言葉を使うのを止める。
〇〇の意思決定、△のアイデアだし、など目的を書く。
以下はすでに実践済み。
・毎年同じ手帳を使う。
・予定はマンスリー、行動計画はウィークリー。
・3分でできるタスクはその場で片付ける(GTDだね)
・1週間に1度振り返る(これもGTDのweekly review)
・移動の時間も記入
・時間のかかる仕事は細分化
以下はやる気なし。
・週間バーチカル→経営者や営業マン向け。技術・研究職には向かない。
・予定は朝から埋める→生産性の良い時間帯は人によると思う。