【感想・ネタバレ】ガイコツと探偵をする方法のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年12月07日

ジョージアは、故郷の大学に非常勤講師として働くために娘と実家に戻ってきた。そこにいたのは幼い頃からの親友、ガイコツのシド。
シドの“前世”を調べ始めた二人は何故か死体を発見してしまい……ポップでキュートなコージーミステリ開幕!

ボーンジョークを交えつつ話すジョージアとシドがとにかく良い!!この関係...続きを読む最高!!
不安や不満があると指骨をポロポロと落としたり、歩くときにカタカタ鳴ったりと存在が楽しい(?)シドも魅力的なんだけど、そんなシドに接するジョージアがとにかく良い!
こんなおかあさんいいなぁって思える→

適度にぬけてて、でも(おそらく)仕事はできる。職場の揉め事はスマートに解決できるのに、シドとの喧嘩はマジになっちゃう……こんな36歳最高じゃない?
全体的に明るい雰囲気で読んでいてとても楽しかった!
次も翻訳されているみたいなんで、とりあえず読む!!
お気に入りシリーズが増えて嬉しい

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Posted by ブクログ 2024年01月05日

大学の非常勤講師を続けながら、シングルで子育てをするジョージア。両親は終身在職権をもつ大学教授で、長期休暇中。そこへ娘を連れて戻ってきたジョージア。両親の家には大親友のシドがいるのだが、なんと彼は骸骨!もちろん娘には秘密。そんなきわどい生活をしているなか、シドの生前の記憶のキーになる人物が現れる。殺...続きを読む人事件に巻き込まれながら、ひとつひとつ謎が解かれていく。シドのキャラクターもさることながら、ジョージアと正反対の性格の妹との絡みや、大学での人間関係や恋愛もありで、バタバタ感が面白い。

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Posted by ブクログ 2023年02月21日

海外作品は登場人物が覚えられないから、と敬遠しがちでしたが、読んでこなかったことを悔やむレベルで楽しいコージーミステリでした。
一応誰も死なないわけではないのですが、その辺りはわたしが普段読むなんとか殺人事件、とかなんちゃらの館、とかに比べれば、大分ライト。
いかんせん、喋るガイコツが出てきますから...続きを読む
彼は主人公の、子どもの頃からのかけがえのない友達です。家族同然の。
そんな彼の生前の謎に迫るお話です。
海外作品に慣れていないわたしでも、背景はイメージしやすく、強い違和感もなく読めました。
登場人物の名前は何度も確認しに戻りながらでしたが、まだわかりやすいほう…なのかな?
ガイコツのお友達は、きっとどんどん好きになりますよ。

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Posted by ブクログ 2020年02月07日

非常勤講師のシングルマザーが、30年前に出会った骸骨の青年の死因と正体を探るミステリ。
面白かった。

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Posted by ブクログ 2019年03月31日

レイ・ペリーの【スケルトン・シド】シリーズの第一作目!

大学の非常勤講師をしているシングルマザーのジョージアの幼いころからの大親友は、なんと歩いてしゃべるガイコツのシド。

今回のお話では、生前のシドについて調査をしていく中で、殺人事件に巻き込まれていくことに。。。

歩いてしゃべるガイコツが登場...続きを読むするということで、ファンタジー要素が苦手という人は敬遠してしまうかもしれませんが、それはもったいない!

ストーリーも日常描写も読みごたえのある作品でした。

特に主人公の「大学の非常勤講師」としての日常や、講師の辛い立場などは読んでいてリアリティがありました。

物語のテーマの一つである「家族」というものについても、丁寧に描かれていて、ぐっとくる展開も。

謎解き部分については、ヒントはちりばめてあるものの、読者は登場人物を見守るポジションになります。

謎に迫っていく過程はドキドキして面白かったです。

◇おすすめポイント
 ・ちりばめられた骨ジョーク
 ・大学の非常勤講師としての日々
 ・お互いを思い合う「家族」の姿

◇こんな方におすすめ!
 ・大学で働くことに興味がある
 ・ガイコツキャラが好き
 ・「自立したい」と思っている女性

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Posted by ブクログ 2020年01月29日

日常系ミステリだけど、しゃべる骸骨が相方で、その死因を探るという、ちょっと荒唐無稽な話。
そこさえ気にならなければ、すいすいと読みやすい話だった。
むしろ、大学講師という職業の不安定さ、物悲しさをこれでもかと描いていて、日本と同じなんだな、と泣けてくるレベル。家すら無い同僚とか。

冒頭、主人公が久...続きを読むしぶりに帰ってきた街、新しい職場に入る手順が細かく描写されていて、自分も一緒に新生活を始めたような新鮮な気分になり、楽しく読むことができた。
推理自体はさらっとしている。
大学や大学的な価値観を描いているのがメインなのかも。

作中で、ガイコツのシドについて調べるために大学の専門家を探すくだりで、
大学のいいところは、門外漢にも自分の専門分野について説明するのを楽しんでくれる専門家に恵まれた環境である、ということだ、というくだりが、気持ちいいなあと思った。

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Posted by ブクログ 2018年02月20日

死んで骨になっているのに普通に歩いてしゃべるガイコツ、というのに惹かれて読んでみた。ホラーではなくコージーミステリである。
故郷の大学の非常勤講師の職を得て、実家に戻って来たジョージア。実家には彼女が子供の頃からガイコツのシドがいて再会を喜ぶ。ガイコツになる前の記憶がないシドがある日見覚えのある人物...続きを読むと遭遇したことから、二人で彼の過去を探ることにするのだが…
ジョージアのキャラやシングルマザーでちょっと不安定な職というのはヒロインにありがちで、シドがガイコツになってもなぜ意識があって動けるのかという謎にはまったく触れられないので、わりと普通のコージー。でも陽気なガイコツとジョージアとの掛け合いや二人の友情は心地よく、楽しい話だった。

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