【感想・ネタバレ】日本株式会社の顧問弁護士 村瀬二郎の「二つの祖国」のレビュー

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Posted by ブクログ 2018年01月23日

読む前は日米通商摩擦の事を詳細に書いてあるかと思ったが村瀬二郎の生涯を綴った伝記であった。

村瀬二郎という人がいかに大和魂を持った人で日本とアメリカのビジネスの違い、政治の世界での身の振り方を日本人に教えたフィクサーなのかなと読んでて感じた。

「仕事に誠実であれ」、「失敗するのは仕方がない。失敗...続きを読むを恐れるのではなく、そこから学んでこそ、成功にたどり着く。」
という言葉
また日系人が日本という国にどれだけ愛着を持っているか外から見ることによるアイデンティティの確立などが印象に残った。

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Posted by ブクログ 2018年01月13日

村瀬二郎とはまさに現代人に求めれられるダイバーシティをいち早くまた誰よりも深く追求した人物であるということが良くわかった。グローバル人材を目指すのであれば知っておくべき歴史であろう。
本書の纏め方として、時系列の前後や、突如別の登場人物についての描写が多くなったりと読みづらい箇所が多かった。また途中...続きを読む「これは、村瀬二郎についてのストーリーについての本なのか?」と疑問に思うこともあった。個別のストーリーは色濃いだけに、これは編集者の範疇なのかもしれないが、文章構成が一貫していない点が残念であった。

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