【感想・ネタバレ】ばらの森にいた頃のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

だいすきな雲田先生の作品だけどちょっとなよなよそうな見た目で避けていた作品だけどすばらしかったぁぁぁ
買ってよかった。

まずばら森。
設定が素晴らしい。
私も陽がバンパネラになれば一生二人で居られるんじゃないかなと思ったけどそうはいかないのね…
でも今度は陽が正宗を見つけて人間になる日を待ち続けるのね、それも素敵…

正宗がちりになってバラが朽ち果てるシーンの絶望感たるや…ため息がでますな。

二人は最後までやってはいないんだけど、
ホント雲田先生が描く男性は妖艶でセクシィ…


ヨシキとタクミのタクミの容姿がかわいすぎるー
ギャップがすごい。

足フェチのお話 かわいかった。

0
2022年05月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

▼あらすじ
雲田はるこ最新BL短篇集
吸血鬼と少年。数百年ごしの恋。
年をとらない吸血鬼×転生を繰り返す恋人

[ばらの森にいた頃]
食用ばら農家を営む吸血鬼の正宗(まさむね)は、人間の恋人・陽(ヨウ)と暮らしている。
数百年前に恋人を亡くした不死の吸血鬼・正宗は長い時をずっと孤独に生きてきた。
や虫や、植物に生まれ変わる恋人を見つけ出しても言葉は交わせぬまま、時は過ぎた。
そして、はじめて人間の姿で転生したのが陽だった。
年をとらない吸血鬼と、ただの人間。
2人は数百年ぶりの蜜月を楽しむが、正宗には秘密があって――。

[モンテカルロの雨]
海外スター×おじさん俳優

[ヨシキとタクミ]
ライバル同士のヤンキー×ヤンキー

[Be here to love me]
ノンケ先輩×魔性の美脚後輩

表題作を含む計4本を収録。

***

作家さん買い。
雲田はるこ先生、BL短編集を出すのは「野ばら」以来、何と7年ぶりなんだそうな。
「野ばら」が出てからもうそんなに経ったのか…と感慨に耽ってしまったのは言うまでもなく(笑)

表題作は吸血鬼のお話で、あまあまなお話かと思いきや切ない系のお話でちょっと吃驚。
吸血鬼って人間を仲間にする事は出来ないのね…。
後味は悪くないですが、何度生まれ変わったとしても片方が人間であり続ける限りいつまでも永遠に…って訳にはいかない事を考えると少し切ない。
吸血鬼同士の恋なら何の問題もないのにね…。

個人的には脚フェチのお話が一番良かったです。
会社の先輩×後輩という組み合わせも良かったですし、受けが意外としたたかで攻めに対する執着心が強いのもツボでした。
まさかあれが罠だったとはな〜(笑)
最後はまんまと攻めを手に入れちゃって、二人ともめでたくラブラブに(笑)
この二人のお話、もっと読みたかったですね。
寧ろ丸々一冊このお話でもいいくらい…。
ただ、元は「ダメBL」に掲載されていたお話らしいですが、正直、ダメ要素どこ?って思いました。(雲田先生自身、そう感じてるみたいですが笑)
でも萌えられればOKなんでね。終わりよければ全て良し的な…(笑)

待ってれば数年後にまた雲田はるこ先生の短編集が出るのかな?
今はオンブルーさんの方で「新宿ラッキーホール」の続編が決まったみたいで、単行本になるのが既にもう待ち遠しいです。
雲田先生の作品は総じてストーリー構成が上手く、どんなに短いお話でも薄っぺらさを感じる事がまず無いので、今回も安心して読む事が出来ました。
雲田先生の作品や絵柄が好きならまず買って損はない作品だと思います。

0
2020年03月31日

「BLマンガ」ランキング