【感想・ネタバレ】東芝 大裏面史のレビュー

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Posted by ブクログ 2017年08月09日

2006年、原子力発電事業を強化したい東芝が飛びついた米国の原発メーカー、ウェスティングハウス。東電原発事故よりも5年前にその会社を手にしたときから、東芝の没落は始まっていた。と、経済雑誌「FACTA」は説く。

そして、近年の東芝。利益操作、子会社買収失敗の隠蔽、決算発表の遅延、社長と会長の冷戦な...続きを読むどなど、企業が崩壊する原因となりそうなイベントのオンパレード。雑誌社としては次から次へと記事ネタをふるまってくれる、ありがたい大企業だ。これだけの事件を抱えても、生き続ける東芝という企業の底力は何なのだろうか。というより、東芝はゾンビ化しているのだろう。

東芝を延命させることに、社会的意義はあるのか。先日、東芝は東証一部から二部落ちしたが、これは終わりの始まりにすぎない。次なるターニングポイントは来年3月の上場廃止、7月の日米原子力協定見直しだ。

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Posted by ブクログ 2017年06月25日

東芝不正会計の裏側。

組み立てたストーリーが本当かどうか、また、本当に当事者は意図して組み立てたストーリーなのか、これは東芝に限らず、よくはわからない。歴史は作れるのかどうか。

それはともかく、大きな絵、ビジョンなどなど、時々のメディアが持ち上げたものほど、冷静にみておきたいものです。

ちなみ...続きを読むに、オリンパス事件以降、FACTAはいくつかの書籍で内容が紹介されたりしていたけど、直接FACTA編集のものを読むのは初めて。

著者と東芝の奇妙な因縁が不思議な真実味を与えてくれる。

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Posted by ブクログ 2018年12月09日

東芝と政治の関係の一端が垣間見えた。
技術の会社は技術だけ突き詰めているだけではいけないことがよく分かる。

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Posted by ブクログ 2018年01月22日

名門東芝 凋落の真実。
総合経済情報誌FACTAの記事に書きおろしを加えたもの。

企業トップの経営判断ミス、しかも個人的な野心からくるものであったのだから、そのツケは大きかったということか。東芝はどこへ向かうのだろう。

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Posted by ブクログ 2017年05月30日

「毒を食らわば皿まで」

東芝の問題を体系的に理解できる良書。
福島原発と東芝の関係は、私には新しかった。

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Posted by ブクログ 2018年08月29日

東芝粉飾決算を最初から追い続けたFACTAの記事をまとめた書籍。断片的な記事から徐々に浮かび上がる東芝の実態。
失敗学の本として秀逸。

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Posted by ブクログ 2017年12月30日

概要: 原子力事業を中心とする東芝のごたごたと粉飾について、FACTA誌の過去記事をまとめたもの。
感想: FACTAってちょっと攻撃的すぎて引くイメージだったけど、企業(など)に緊張感を持たせるには必要で、ジャーナリズムはやっぱり大事かもしらん

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