【感想・ネタバレ】リーダーに強さはいらない フォロワーを育て、最高のチームをつくるのレビュー

あらすじ

リーダーに強さはいらない
フォロワーを育て、最高のチームをつくる

★大前研一氏推薦!!
参謀、右腕・・・・結果を出したければできる2番手を育てよ!


よきリーダーは、
まずはよき部下に
ならなくてはいけない
―――ロバート・グリーンリーフ


・初めてリーダーを任されたけど、何をしていいかわからない

・どうしたら人が動いてくれるのか知りたい

・リーダーとしての努力がなかなか実を結ばない


仕事柄、企業や各種団体のリーダーからたくさんの相談を受けます。
また、自分自身もリーダーとして、難しい課題にいつも直面しています。
しかし、リーダーの課題は千差万別。
100人いたら100通りの答えがあります。


リーダーに相談をされたら、必ず次の質問をなげかけます。

『あなたを支えてくれてる人はいますか?』

なぜなら、世の中のリーダー論では、リーダーとしてのあり方、
やり方は語られるのですが、それだけでは決定的に不足している視点があるからです。
それが「フォロワー」に関する言及です。

フォロワーとは、リーダーと一緒にチームを動かしてくれる人。
会社でいえば社長を支えてくれる幹部の人、
部署でいえば部長や課長のもとでこうけんしてくれている
2番手や3番手。

強いチームには強いフォロワーがいます。
リーダーは強くなくていいのです。
カリスマである必要もありません。
極論、弱いリーダーでも強いチームをつくれるのです。


リーダーとして、フォロワーと一緒に強いチームをつくれるように、
本書を活用してくれることを願っています。


■目次

●第1章 フォロワーの基本を知る
●第2章 失敗が命取り? リーダーがやってはいけないこと
●第3章 フォロワーが集まるリーダーになるために
●第4章 フォロワーの力を「最大化」する
●第5章 フォロワーを軸にした強いチームの「共通点」
・目に見えない、「組織文化」をつくろう
・5つの企業例から「強さの源」を学ぶ
・企業例1 サイバーエージェント
・企業例2 ザッポス
・企業例3 ストライプインターナショナル
・企業例4 ザ・リッツ・カールトン
・企業例5 ChatWork
・フォロワーを活かすとは、「依存すること」ではない

■著者 三城雄児

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Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく良い本で、納得した。

冒頭でサーバントリーダーシップを提唱したロバート・グリーンリーフの言葉が引用されていたりフォロア―が活躍している事例としてサイバーエージェントやザ・リッツ・カールトンが紹介されている点もこの本に対する確信をより強めている。

ポイント抜粋

フォロア―のレベルがチームの強さを左右する
・フォロア―が冷めるとメンバーが落ち込む
・フォロア―に「自分がリーダー」と思わせる

リーダーは「管理する」前にまず「観察する」こと

共感できるリーダーに、フォロア―は集まる

「組織の成功循環モデル」(添付その1)
悪いサイクルは結果を最初に求める
良いサイクルは「関係の質」から高める

「やらされ感」をなくす指示がいい

任せると判断したら、権限も責任もすべて渡す

「修羅場体験」で育つ(添付その2)

「意味」を見出すことで、人は行動する

強いチームほど「当たり前」のレベルが高い

0
2017年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

リーダーが最初にやるべきことは、
「Whyを語る」こと。
「なぜやるのか」「なんのためにやるのか」「だれのためにやりたいのか」「どこに向かっていくのか」と言った目的と意義をフォロワーたちに示す。

組織の成功循環モデル
関係→思考→行動→結果

この辺りが参考になった。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

じわじわ理解して読んで良かったと思えた本。
失礼ながら、深い知見や気づきがあったかと言ったら、それはなかった。
しかし、分かっているけれどなかなか出来ていないことを具体的にどうすれば良いかがたくさんあった。
これまでついつい自分がしっかりしなきゃ、あれもこれも把握しなきゃ思って、リーダーなんて無理だと思っていたが、少しやれそうな気になれたことが1番の収穫だった。

0
2022年05月21日

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