あらすじ
心のとらわれを外し、悩みを手放す。そして、本当の自分に出会う――。ヒマラヤ大聖者による「瞑想的生き方」指南、決定版!
この本を手にしたあなたは、気づき始めていることでしょう。外側の世界を探求し、他人と競い合い、物事に執着する人生の虚しさに。人が、奥深くからの安らぎを手に入れ、幸せに満たされて生きるために必要なこと。その答えは、外側の世界ではなく、あなたの内側にあります。「はじめに」より
世界に二人しかいない「ヒマラヤ大聖者」が伝授する、執着を手放し、本当の自分に出会い、マインドフルネスに健康に生きるための瞑想的心得。
【目次抜粋】
人はごみを溜めながら生きている/比較をすることで悩みが生まれる/人は知識の鎧で身を守っている/出来事や感情はシンクロする/成果は誰にも属していない/集中力のある人ほど「何もしない」ができない/お金は「手に入れる」のではなく「入ってくる」もの/ヒマラヤ瞑想で病気をはねのける/病の本当の原因に気づくことが大切/瞑想をすると病気が治りやすくなる/心の病気につながる回路を絶つ/眠っている脳の力を開花させる/瞑想すると疲れが取れる/呼吸は生と死を繰り返す行為/姿勢はエネルギーを受け取るアンテナのようなもの
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Posted by ブクログ
日常生活に直結した平易な言葉で書かれた本でした。人は気づくと成長する。ただ気づくだけでよい。こねくり回さず、それをあるがまま観察する。観察できていることは、自分から離れていることなので、自然と消滅していく。この考えが響きました
すごくよかったです
自分に必要なメッセージが活字になって何か訴えかけてるかのようでした。
読んでよかった。心の中で知らず知らずに自分を良く見せたい、というエゴが強くなってました。
本を読み進めるうちに心が軽くなっていくのがわかりました。
Posted by ブクログ
「心を余計に使わない」
というような意味のことを言われているのですが、すごくなるほどと思いました。
体を無駄に使えば疲れてしまうのと、心も同じなんですね。
恨むことや怒ることはもちろんですが
喜びや感動も、それを求めてばかりだと心は疲れてしまう。
ぼーーーーっとする、何もしない、ということは
心にとって本当に大事なんだなあと思いました。
なんだかすごいことになっているヨグマタ相川圭子先生、
20年前に初めてヨガ教室に通ったときの大先生でした。
そのすごさを知らずに通っていたので、「今日は相川先生のサマディの映像を
見ます」などと先生が言い、インドで1週間くらい飲まず食わずで
(心臓も止まるらしいです、いったん)穴に篭っていた
大先生がよろよろしながら穴から出てくる映像などを見て
青春まっさかりの私は大いにひいたものです。
でも、心を酷使してパニック障害になんかになった大人の私が先生の本を
初めて読んで「先生、本物だったんだな」って嬉しくなりました。
いちどだけ来日されたときお会いしたことがあるけど
やっぱりなんだかよろよろされていた印象。
いつまでもお元気でいてほしいです
分かりやすく、ためになる
ヒマラヤ大聖者ということでどんなすごいことが書いてあるのか、自分に理解できるのかと本を開く前には思いましたが、読んでみて、とても分かりやすい平易な言葉で書いてあり、理解しやすかったです!しかし、内容はとても奥が深く、何度読んでも新しい発見や、考えられさせるものがあります。辛いとき、苦しいときや、悩みがあるときなどに、本書を開くと、ああこういうことかとすっと理解できるところがあり、とても気に入って、読み返しています。
また、タイトルにもあるように、マインドフルネスのことも書いてあります。著者は本場インドで瞑想を習得したすごい方。その方が分かりやすくマインドフルネスについて説明してくださってます。ちょっとした隙間時間にできて、効果的な瞑想も載っており、実践できるのもいいところ!とてもおすすめです!
Posted by ブクログ
相川圭子先生の弟子ですので、もちろん、著書はすべて読んでいる。これは、最新刊。『マインドフルネス』という言葉から、いま、流行っている瞑想法をイメージした。内容は、ヨガ瞑想法をわかりやすく、実践をふまえて書いてあり、とても分かりやすかった。ヨグマタ相川圭子先生の瞑想を知りたい、まだ知らない方にはとてもわかりやすい本である。
Posted by ブクログ
マインドフルネスについて理解を深めたいと手に取りました。
マインドフルネスというより人が生きることの本質について教示した内容だと感じました。
昨今、瞑想やヨガ哲学の著書を拝読するにあたり、難解と感じていた魂やカルマについて分かり易い言葉で説明している印象を受け、腑に落ちることが何度もありました。
只、本の装丁、特に一つ一つの項目での題目があまりに大きい文字サイズとなっている為、
電車など隙間時間で読むのが人目を気にしてしまい恥ずかしく感じました…
Posted by ブクログ
マインドフルネスに興味があったので手に取りました。
以下ためになったこと。
心の揺れをおさえるためには「今、ここにいる」という状態を意識する。過去に執着しない、未来にとらわれない。
負の感情を持っただけで暴力となり、自分を傷つける。暴力でなく、愛と感謝を持つ。
人はごみをためながら生きている。どんな高級な洋服や立派な家も死んだときに持っていくことはできない。
どんな仕事も必ず誰かの助けとなる。仕事について悩む前に今目の前にあることを一生懸命にやる。
人と比較すると心が揺れる。自分はもう「満ちている」ことを感じる。
子育ては愛をだす修行。
「気」を使わずに「愛」を使う。見返りを期待せず、相手の幸せを願って行動する。
姿勢はエネルギーを受け取るアンテナ。斜めになっているとバランスが崩れてだめになる。
Posted by ブクログ
ヒマラヤやらカルマやら小宇宙、気など、なかなか取っ付きにくい言葉を使ってはいるが、書いていることは禅に通じるものであり、売れているビジネス書などと変わりはない。
いつもと違う視点から自分自身を見つめ直すという意味でも読んで良かったと思う。食べすぎたり寝過ぎたり頭使いすぎたりしているなーと読んでて気づいた。瞑想の違いはわからないが、今ここに目や心を向け、身体も心もメンテナンスすることは、心にも身体にも良い影響があると感じた。
しかしどの本にも姿勢と呼吸と今ここに集中することは書かれているので、宗教とかそういうものを超えて人間らしく生きるための答えなんじゃないかと思った。
Posted by ブクログ
ヒマラヤ瞑想は精神性を重視し、執着や欲望などを離れて心を浄化し、ノーマインドになる事で気づきを深め意識を深化させていくものらしい。
表題にはマインドフルネスと書いてあるが似ているようでまた違うものだと言える。
本来言葉で現しにくいヒマラヤ瞑想の理念を日々の中でどう考えて生きればいいかを分かりやすく説明してくれている。
今ここねぇ…
「今ここ」って何かスピリチュアル系の本の合言葉みたいになっているけど、時間と空間なんて概念は超越するものである。
よって「今ここ」という言葉は読者に誤解を招くおそれがあるゆえ、使用するのを止めたほうが筆者の目的には合うはずだ。
実際は「 」。
ただそれだけなんだよなぁ。
Posted by ブクログ
【マインドフルネスの起源?】
この前、マインドフルネス入門書を読んだのでもう少しマニアックなものをと思い手に取った1冊。
若干の主教色はありますが
心穏やかになれる教えがたくさん書いてありました。
*
・「いま、ここ」に意識を向ける
・病をむやみに心配せず学びの機会とする
・見返りを求めなければ幸せは別のところからやってくる
当たり前だけれど、実践が難しく、そして表面だけで実行しては何の意味もないことの数々が書かれてました。
あーその通りだなー。
と何箇所も受け入れて、
あーそう考えるのかー。
と何箇所も諭されました。
先取りして予防線貼る癖があって
度が過ぎて落ち着かなかったり
病気になると早く治したいだけ思って
大元の原因を考えなかったり
日々見返りを求めて行動して
苛立ったり。
ひとつひとつ丁寧に、
自分で答えを出しつつ
地に足付けて毎日を生きなきゃな。