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Posted by ブクログ
2017.12.2-
2017年、年末。
とてもいい本に出会えた。
悟のことを思うと無念だし、何より娘の梓のその後に胸を痛めること仕方ないが、人間模様が心を強くしてくれた。必ず光を灯してくれる人はいるはずだと、思える。
Posted by ブクログ
さまざまな事情で家出をした少年3人の憩いの場であった北海道の片田舎の喫茶店。女主人の元に男が訪ねてきたことでその幸せなひと時がなくなった。あれから数十年後、少年の一人が殺された。
いったい誰が悪かったのか、どうしてこうなってしまったのか、お互いに支えあっていたのか、悲しい。映画が見たくなった。
Posted by ブクログ
岡田准一主演の映画原作。
家庭に問題を抱えた三人の少年・アツシ・ケイタ・サトシがある夏に出逢う。三人を優しく受け入れてくれた涼子。つかの間の幸せを三人はそこで過ごすが、その日々は長く続かなかった。ある事件が起き、仕方なく、元の生活に戻るしかない三人だった。
29年後、川端悟(サトシ)が殺害される。刑事になった四方篤(アツシ)は偶然、殺される前日に彼に再会していた。金策のため北海道にやって来たサトシ、殺したのはケイタ?過去の自分の行いを思い、自己保身と刑事としての自分との間で揺れる四方。そして田所啓太(ケイタ)も同じように抱えてきたものがあったと知り、かつての友情を大切にする決意をするところがいい。29年前の秘密を抱え、誰にも心を開かず生きてきた四方の選んだ結末がよかった。
あの夏、親に恵まれなかった三人だか涼子との出会いがせめてもの救いだと感じた。
Posted by ブクログ
岡田准一主演の映画ということで興味をひかれ読んでみる。
いっきにさくさく読めた。
刑事、容疑者、被害者、幼い頃に出会い、何十年ぶりの再会、という設定があの映画”ミスティック・リバー”を思い出させる。
結局、犯人じゃないってとこもね。
でもアンブレラのママ涼子さん、この役安藤サクラってぴったり。
でもどうしてあんな最低な男とつきあったたんだよぉ。
でなければ、でなければ…。
山形さんがいてよかった。
Posted by ブクログ
2006年3月、北海道で起きた殺人事件。その事件にかかわった三人の少年。29年後、三人は殺人事件の被害者、容疑者、刑事として再会する。映画の原作。予告編を見たので、篤は岡田君、啓太は小栗君、悟は柄本君で脳内イメージしました。29年間秘密を抱えて苦しみ続けた篤と啓太。悟からは二人ほどの気持ちが感じられなかったのは見ていただけだからかな。三人の小学生を「母親」として受け入れた涼子さんと、涼子さんを支え続けた山形さんのことももう少し知りたかったな。映画楽しみです。