【感想・ネタバレ】最強のお金運用術 富裕層だけが知っている 1%の金利の魔法のレビュー

毎月コツコツとお金を貯め積み上げてゆくのは大変な作業である。またコツコツ普通預金でお金を貯めても金利はほぼ無いに等しい。金利を知ることによりGDPの簡易な定義や個人の資産運用への影響など様々なことがわかることを本書では解説している。読み進めていくうちに金利を読み投資をすることはマイナスではなく本人次第でプラスに働くことがわかる。自身の感想としては投資を行うためには金利の知識が必要で金利を知り投資を行うことはポジションを取るという意味で同じではないかと思う。就職、結婚、転職、恋愛をする、チームを作るなどもポジションさえ作ってしまえば難しいことではないので同様に考えれば金利に対しての考え方も前向きになれるのではないかと思った。

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Posted by ブクログ 2017年05月04日

お金を増やす方法論というか、利子の本質が分かりやすく書いてあって新鮮で面白かった。投信を受取型で買っていた自分が残念、、

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Posted by ブクログ 2019年12月25日

経済のニュースを読んでいて、なんとなく理解したつもりで読みとばす習慣がついていました。その習慣が少し改善されました。加谷珪一氏「最強のお金運用術」は金利について大変わかりやすく説明をしてくれます。
金利を意識する事は、時間軸を意識する事であり、金利は将来の動きを予測して設定される。つまり...続きを読む金利は将来の変化が織り込まれている。投資をするときに金利を意識する必要性を教えてくれます。
この本は5章の構成になっています。
1章「金利の魔力に触れ触れる」では金利を利用して儲けるコツを伝えてくれます。しかし残念ながら元手がある事が最大条件です。
2章「金利に支配された「経済」をつかむ」この章ではGDPの説明から始まり財政出動と金融緩和の違いを教えてくれます。グローバル化の進んだ現代においては財政出動よりも金融緩和の方がリスクはあるものの有効な手段だとわかりました。
3章「金利の本質を知る」では長期金利の持つ意味と日銀の当時の金融政策の狙いの解説をしてくれます。
4章「金利の魔力でお金を増やす」では実質金利差の見方を伝えてくれます。現在投資をする人の中でこの金利差で円安になる予想をたてる人もいるようです。いままでの債権と株の関係も面白かったです。
5章「金利から「歴史」を学ぶ」では経済を歴史で捉える事を伝えてくれます。著者は、スタフグレーションやハイパーインフレになることを危惧しています。
著者の加谷珪一氏は経済評論家です。金融、経済、ビジネス、ITなど多方面に執筆活動をされています。著書も「株で勝ち続ける人の常識、負ける人の常識」「お金持ちの習慣」等多数あります。経済ニュースを読んでいると加谷氏の名前のはいった記事も良くみかけます。
この本は"投資において金利を意識する事の重要性"をとても良く教えてくれます。具体的な商品の紹介ではありませんが、金利の仕組みを意識する事が投資が成功する条件の一つのようです。
長期金利の決定の仕組みがわからない人には、もってこいだと思います。

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