あらすじ
「トラブルですよ、加門さん!」看板男優、若手女優、伝説の劇作家……昼夜を問わず立ちはだかる難問奇問に、ベテラン芸能マネージャーが挑む、注目の映画監督の初小説。前田敦子さん・綿矢りささん絶賛!
お芝居の世界が少し羨ましくなるような物語。音楽の世界でもこういう物語あるといいなあ。
・・・・・・岸田繁(くるり)
お芝居への情熱がとにかく熱いこの「世界」に私も巻き込まれたい!!
・・・・・・前田敦子
芝居が天職!な人間たちの、究極にわがままで究極にエネルギッシュな物語。
・・・・・・綿矢りさ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やっぱりブラックジョークは織り込まれているの?
と、エキストラとして彼のドラマに一緒に出演した彼女は言った。
いや、そんなでもない。
でもやっぱり脚本家だな、そのままこの内容をドラマにできそうだし、中で登場する演劇話だって、そのまま舞台に使えそうだ。
ドラマと演劇 一粒で二度おいしいって感じだな。
そう・・・ とあまり気のない返事が返ってきた。
うん、とても読みやすい小説だと思う
いい 素人には
玄人さんはどう思われるのだろう?
彼の脚本が好きなだけにどうしても贔屓めになる。
Posted by ブクログ
演劇制作の裏側が見えてなかなか興味深かった。
ただ遠山ヒカルは必ず台本を書くという確信があったため(本半ばにして見えていた)、随分と書けない状態を引っ張るなーと思った
そこが残念
Posted by ブクログ
現役の脚本家、映画監督が、演劇を作るということを題材に書き上げた小説。
題材は、舞台となっているが、皆で協力して一つのものを作り上げる。なかには偏屈もいれば、初めて取り組む新人さんもいる、そして主人公はその只中でリーダーとなって働くおじさん。(というところにも共感してしまう)
それは、半沢直樹にしても下町ロケットにしても同じ。
なにかをやり遂げる達成感。
そして、演劇って、そんな風に作り上げてるんだというところも垣間見せてくれる(本書の作り上げ方がすべて同じとは思わないけど)。
店舗もよくなかなか面白かったです。
Posted by ブクログ
序盤の若い女優さんのエピソードにグッときたけど,その後は,正直その熱さについていけないというところもあったり,この人をコメディ担当にするのはいいけどちょっとわかりやすすぎと思ったり,(そう思って読んでるからだろうけど)小説家さんの本ではないなという印象。面白くなかったという感想ではないし,主人公に好感も持てる本でしたが。