【感想・ネタバレ】ロマンスのレビュー

恋をすることは愚かだと断じる、大学教授で科学者のリチャード。
出資者である公爵夫人がオカルトにご執心であると聞いて、秘密を暴こうと降霊会に参加したリチャードは、雰囲気ある青年霊能者ユーリに出会います。
その後会う度、実はユーリに惹かれていくリチャードなのですが、現実主義をこじらせて、自分が恋をしていることをなかなか認めようとはせず、2人の歯車はなかなか合いません。公爵夫人の甥がユーリに言い寄っていると誤解して嫉妬してしまったり、ペテン師だと罵ってしまったり…。不器用なのを通り越して、恋愛不自由なリチャードに、見ている方はやきもきしっぱなしです。でも、そこが良い!
カシオ先生の繊細な絵柄が世界観とマッチして、ベートーベンのロマンスをBGMに読書がしたくなってしまいます♪(聴いたことがないのでこれから聴きます)
同時収録の「恋にかわるもの」も、かわいらしくておすすめです!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あれー?珍しく外れのカシオ作品でした。受けのキャラが小悪魔っぽく見えるときもあるし、恋に戸惑う小鹿にも見えるし、…一方攻めも傲慢で科学で証明できないものはなにもない!(って昔TVに出てた人いたよね)ってキャラだったのに信念ぐらつきすぎ(笑)受け攻めどちらも好きになれなかった。

同時収録の方が好み。コールボーイが、片想いの先輩にそっくりで…というよくある話。最後は駆け足気味だったので、もう少しこじらせた展開だとなお良かったかも。

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2016年10月12日

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