【感想・ネタバレ】自我と無我 <個と集団>の成熟した関係のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

[ 内容 ]
「自我の確立」と「無我の境地」。
めざすべき人格のあり方はどちらか?
自我を主張しすぎるとエゴイズムの蔓延をもたらす。
一方、無我とは滅私奉公であるとの歴史的誤解も根深い。
本書では、大乗仏教の唯識学と現代アメリカの哲人・ウィルバー思想を手がかりに、自我と無我の本来的意味を整理する。
「無我と空」「自我とエゴの違い」「未我→自我→無我のプロセス」などをわかりやすく解説。
その上で、自我と無我の対立概念を超えた全宇宙論を提唱。
到達すべき人間成長のビジョンを明確にした、思想的挑戦の書。

[ 目次 ]
序章 自我か、無我か―日本の精神史百年の葛藤
第1章 手がかりとしての唯識とウィルバー思想
第2章 大乗仏教における「無我」の意味
第3章 「無我」ではなく「四知」の主体―凡夫から仏陀への道
第4章 自我中心性の克服としての発達
第5章 全宇宙の構造
第6章 「個と集団」の成熟した関係―バランスのとれた進化へ

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2011年04月23日

「学術・語学」ランキング