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Posted by ブクログ
1916年生まれ、昨年、100歳を迎える精神科医の著者がまとめた生きるヒント。それは自分なりのちょうどよい匙加減を知ること。
生き方、暮らし、健康、人づき合い、やさしさの匙加減として著者が感じていること、心がけていることなど。
薬は医師を信頼してその処方を守ること、極端な食事制限の不自然さ、1ミリでも誰かの役に立とうとし・1ミリでも心を上向きにしようとする心がけ。
自分なりのとはいえ匙加減そのものは、あらかじめの感覚とその場・状況での感覚によるしかないと思うが、無理なく、楽しく、役にも立つという生き方は自分も大切にしたいと感じた。
17-44
Posted by ブクログ
『自分と周囲を比べてしまうのは本能です。でも、人様と自分を比較する際は、自信を失わない程度にとどめたいもの。かくいう私も、ちょうどよい匙加減をまだまだ探っているところです。(文中より)』
100歳を過ぎても悩んだり悔やんだりされているってことに、結構励まされます(笑)
仕事もプライベートも、当たり前なんだけど、わからないことだらけで自分の無知さと未熟さによく落ち込みます。
同年代の頑張りは、励みにもなり、落ち込む源にもなる。同じ年数生きてきて能力と努力の差がこんなに開いてるんだって、悲しくなる。
比べてしまったことに不甲斐なさを感じてたけど、それが本能だって知ったら気持ちが軽くなりました。
読書は心を整えます。
Posted by ブクログ
100歳の精神科医が書く、辛くないように生きようと諭してくれます。
神奈川県は秦野当場所で精神科医をしている。
いろんな患者さんと向き合い、
いろいろな経験をしてきたであろう。
前向きなチャレンジ、自分に厳しすぎずに。
コラム的に書かれているので、
開いたところからフと読めると思う。
やんわりと、心があったかくなる。