あらすじ
12歳になり、ついに夜会デビューを果たしたコーデリア。「ここで、研究成果を見せておきたいところね」前世の知識を使って作りだした“香り”を纏って夜会へと赴いたコーデリアの目論見は見事的中、周りからの注目を集め“香りの令嬢”としての第一歩を幸先よく踏み出した――かに見えたのだが……。「どうして…どうしてあの人がここにいるの!?」その夜会には、コーデリアが最も避けなければいけない相手『シルヴェスター王子』がお忍びで参加していたのだった。発売後に即重版を記録した、話題の“フレグランス・ストーリー”待望の第二巻。果たしてコーデリアの運命やいかに!?
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登場人物が増えてますます面白い
1巻から4年、主人公のコーデリアは12歳になり、幼馴染みや家族に加えて登場人物が増えてきました。
それぞれ個性的で面白いです。
コーデリアが前世の記憶を利用して作り出そうとしているものも、他作品でよく見られるようにいきなり素晴らしいものが出来て大ヒットするわけではないところにリアルさを感じます。
何年もかけた試行錯誤の繰り返しの成果が表れることを楽しみに読んでいきます。
Posted by ブクログ
コーデリアが貴族の令嬢の誕生パーティーに出たり、別の令嬢に屋敷に招かれたりして少し他令嬢と交流が出てきたり、ジル(実は皇太子)とのやり取りとかの話。闇ギルドの手が伸びてきたりもしたが、こういう危ない話は今後はどうなるのか。まあ、コーデリアが周りの人々と触れ合って成長していく話なのかなあ。薬草などの方面の話は遅々とした歩みか。