【感想・ネタバレ】富山県警レスキュー最前線のレビュー

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生きて帰らなければいけない

私も山に登る一人の人間として、生きて帰らなければいけないのだと強く感じました。
山に登っている間、これまでは全く意識しなかった沢山の方々に守られているのだと気付かされました。
自分の命は、自分が思っている以上に重いものでした。
守ってくださる全ての人への礼儀として、生きて、下山します。

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

劔岳を中心とした富山県警山岳警備隊の隊員を中心とした手記集。年代の異なる隊員から訓練や遭難者救出、そして殉職の話が繰り返される。山岳救助への自負と覚悟、そして登山者への優しさが感じられる。

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2017年08月31日

Posted by ブクログ

雪山登山がいかに危険かがわかる。
レスキューを仕事として、熟練した人ですらも雪崩にあったり遭難するのだから一般人が雪山に行くのは相当な覚悟が求められることがわかる。

遭難者を救出する訓練で隊員が死んでしまうこともあるとは
悲しい話だ

それなら、雪山登山を一層のこと禁止位すればいいではなイカと思うほど

自己責任とは言いつつも、場合によっては隊員に救助をもとめないといけないのはなんとも皮肉な話だ

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2019年03月21日

Posted by ブクログ

遭難生還者へのインタビューや遭難事故の事例を紹介する本を読んだので、救助する側の目線を知りたくて読みました。山岳事故=ヘリコプターレスキューのイメージがあるが、ヘリはどこでも飛べるわけではないし、飛んだら次の救助まで一定の時間を空けなければならない。救助隊員は要救助者を背負って険しい山道を進まねばならないこともある。誰も遭難したくて山に登るわけではないが、少しの油断でも命を落としかねないのが山だということ、救助する側も命と想いを懸けていることを知り、山に臨まなければいけないと思った。
ただ女性隊員によって語られる女性差別の実情にはドン引き。後書きでも「(現女性隊員は)女性ならではのきめ細かな活動を行なっている」と語られているけれど、未だにその認識なんだ……というのが正直な感想です。

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2023年10月31日

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