あらすじ
嗚呼なんというお粗末! 日本の憲法が、コピペによる捏造だったとは! ! 日本への怨念と復讐心に燃えた「虚飾の女神」ベアテ・シロタとは何者だったのか?
人気ピアニストを父に持つユダヤ人女性、ベアテ・シロタ・ゴードンは5歳から15歳まで日本で過ごすと戦時下のアメリカに渡り対日工作に従事。米国籍を取得したばかりの終戦直後、22歳で再来日、GHQ民政局に飛び込み、すぐに日本国憲法の起草に従事する。その後いつしか存在は忘れ去られたが、1990年代に入って「男女平等条項の起草者」として日本のテレビで紹介されるや「戦後民主主義の女神」として日本各地で称賛される。憲法の骨子となる人権条項は「当時22歳だったベアテの手によるもの」と日本の憲法学者の間でも常識化された。が、そもそも憲法の門外漢だった若いベアテに起草などできたのか? 実際どのような杜撰さで書かれたのか? そして彼女の上司だった謎の人物ピーター・ルーストとは何者で、彼の所属した秘密結社とは何だったのか? 「憲法を世界遺産に! 」などと言っている場合ではない。全日本人必読、驚愕の戦後史!
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Posted by ブクログ
日本国憲法起草者の、シロタの名前は知っていた。
日本国憲法が、ど素人が1週間で切り貼りして作ったものだというのも知っている。
が、まさかの、両親がもしかしたらコミンテルン関係の、日本によくしてもらっていたにも関わらず逆恨みして、個人的な憎悪を抱いた、大学出立ての何の素養もないお嬢ちゃんだとは知らなかった。
それも、プロパガンダに関わり、自分の好き嫌いが絶対な。
それも、合衆国憲法も知らず、自分がやったわけでもない、女性権利の挿入をしたと公言して来たお姉ちゃん。
他にも、まさか、神智学者まで入っていたとは。
まさに、現実社会で爪弾きの厨二の方々が、その理想を実現しようとして作ったものが日本国憲法なのだった。
ちょっとは現実的な人が責任者だったからまだマシで収まった。
ひでえ。
しかし本としては、各条文の民政局案との比較を羅列してあってまさに力作。
でも、そもそも、こういう他国の政治体制を変えること自体が国際法違反であることには全く触れてはいない。
これを、後生大事に頂いている。
日本人は、立派だよ、本当。
可笑しいと思わないか?