【感想・ネタバレ】全国民が豊かになる 最強の地方創生のレビュー

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mac
2022年09月30日

・「財政健全化」=「政府の負債÷名目GDP」の割合を下げること。
「プライマリーバランスの黒字化」を目指さなくても、国債金利が低く、名目GDP成長率を引き上げれば、プライマリーバランスが赤字でも財政健全化は達成できる。
名目GDP成長率を引き上げるためには、短期的なプライマリーバランスの赤字には...続きを読む目をつぶり、デフレ脱却を果たす必要があるのだ。
地方創生のために、交通インフラ整備を進めれば、デフレから脱却し、名目GDPが成長していくため、財政健全化が達成される。その時には、プライマリーバランスの黒字化も達成される。
・多くの国との交易が、経済成長をもたらした。発展途上国は、投資の対象でもある。
これまで利用されなかった人的資源を、教育によって労働力に変え、捨てておかれた土地に設備を作って生産基地に変える。資本と技術の移転。
・発展途上国に対して、大した投資もせず、搾取ばかり続けるのは馬鹿げている。
そうした政策を採用した国は、結果的に「植民地経営」に失敗し、国際社会の表舞台から消えることとなる。ポルトガル然り。スペイン然り。オランダ然りである。
・デフレの時に、国民に課税することは有害だ。
・政府は財政支出によって、民間に通貨を供給する。(国家だけが通貨を発行できるため)
政府は財政支出より前に税を徴収したり、国債を発行したりすることはできない。
もし国家が通貨をすべて租税によって回収してしまった場合、国民は通貨を取引や貯蓄といった手段として使えなくなる。
したがって、民間において通貨が納税以外の手段として使用されるためには、国家は税収以上の支出(自国通貨建て赤字財政)を行う必要がある。
「正常な」ケースは、政府が「赤字財政」を運営していること、すなわち税によって徴収する以上の通貨を供給していることである。
それでも、財政健全化(黒字財政)を目指そうとすれば、国民に貧困生活を強いるか、
輸出相手国の市場と雇用を奪い取るしかなくなる。
真に目指すべきは、完全雇用と物価の安定である。

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Posted by ブクログ 2016年09月03日

他の地方創生の失敗から学ぶ書籍とはまた異なったアプローチの本。
ロジスティクスの発展、生産性革命こそが日本を救うとかそんな感じ。読んでいて一理あると思った。
正直、将来どの道を選べば正解かは分からないので、この知識も重要だと思う。

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