【感想・ネタバレ】ヴァティカンの正体 ──究極のグローバル・メディアのレビュー

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Posted by ブクログ 2014年02月23日

ヴァチカンの解説書というより、その本質をグローバル・メディアと特定し、混沌とした日本が学ぶべきその歴史を掘り下げてゆく。歴史に学ぶという意味の奥深さを考えさせられる書である。

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Posted by ブクログ 2015年09月10日

情報量が多くで読みごたえがある。学術書というよりは、作者本人の経験談や解釈が随所に見られるため、ヴァチカンを軸にしたエッセイという印象。

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Posted by ブクログ 2014年04月15日

中東に生まれた一宗教であったキリスト教が、どのように世界を席捲していったか。そして、その中心的役割を果たし、また現在も存在するヴァティカンはどのような存在であるかなどについての考察。
タイトルの「ヴァティカンの正体」に迫るというよりも、キリスト教の世界戦略というほうがふさわしい内容かもしれない。
...続きを読むァティカンで行われている秘密のヴェールの外側を垣間見ることはできるが、内側については...新書の域をでない。
キリスト教とアップルの類似性を指摘する観点など、筆者が気に入っているようだが、それにページを割くのであれば、よりヴァティカン正体に迫った内容であったほうが、面白かったかもしれない。

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