【感想・ネタバレ】福沢諭吉の『学問のすゝめ』のレビュー

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Posted by ブクログ

現代語訳と迷いましたが、こちらを選んで良かったのは、時代的背景も知れたと言うことです。
著者のメッセージにも心動かされました。

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2019年09月18日

Posted by ブクログ

福沢諭吉にとって、政府という主体は存在しません。それは代理として仮に存在するもので、主体というのは、政府でなくて人民の側にあるのです。このことを、福沢諭吉は、読者である人民に向かって言っているのですが、このことに耳を傾けなければいけないのは、もちろん、人民ではなくて、政府の方です。
ところが困ったことに、政府の方はいつでも選挙に勝ったから国民の信任をえた!もうやりたい放題だ!の方向に行ってしまいがちです。でも残念ながら、政府は国民の代理なのです。それを忘れて政府の私事に走ったら、もうおしまいです。もうおしまいだということを、今から百四十年間以上も昔に、福沢諭吉は言っているのです。

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2016年12月19日

Posted by ブクログ

読んで字の如し、学問をしろと勧めている学問のすすめの解説。
啓蒙の考えが勉強になった。
日本は基本的に無宗教国家なので馴染みがないが、今まで絶対的な宗教及びその集団が市民の考えを支配していたが、一人ひとりが啓蒙することで、経験を伴い自分で考えるようになる。
いわば啓蒙は敵と戦う手段のような側面があったということですね。日本には敵がいなかったので、勉強しろ、と言ってるだけってことになりますが。

他人が作ったガイドラインに沿って生きるのではなく、自分で考えて自分で決める。それこそ生きてるってことだと思うし、精神的な革命とも言えるかも。

古代ローマのアテネから民主主義が始まる。
民衆がバカ、衆愚政治。
民衆が勉強すれば変わる?

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2022年06月16日

Posted by ブクログ

相手が古典レベルの書物故か、全体的に内容は難しく、終盤はなげっぱ(諭吉オマージュ?)な感じがしたが、学問のすゝめの要所について、それぞれの時代背景と合わせて解説や思想が書かれていた。学問のすゝめ関連の本を読むのは初めてだったので、やはり一発で理解は出来なかった…他の書籍と合わせて読むには良い本だったと思う。

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2021年02月08日

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