感情タグBEST3
Posted by ブクログ
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長い時間をかけて読みました。
コミュニティデザインに取り組んで、夢のような空間を作り上げている、北広島市「ふれて」のスタッフ小野崎ひとみちゃんから、借りました。
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コミュニティデザインを実践するうえで、大切なことを体系化してくれた本です。
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地域で活動を続けるために、稼ぐことの必要性、リーダー論などが書かれています。
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地域づくりで定評がある、木下斉さんの覚悟が読めました。
付箋だらけになったな。
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Posted by ブクログ
地域でいかに稼ぐかということが書いてある。
一人でのボランティア、団体でのボランティア、一人での事業、団体での事業という段階を踏んで経験を積むと良い。
モチベーション維持も一つの技術。
収入からまず利益を引いて、その残りが経費という考え方。
Posted by ブクログ
商店街支援、まちづくりの論客である木下氏の以前の著書です。とはいっても2016年発行ですので、内容は最近のものです。
「地方創生大全」と比較し、実際にまちに入り、どのような活動でいるべきか、何をすべきかを具体的に順序立てて説明しています。そのため、このような立場である人、これから携わっていくかたにとっては、マニュアル替わりになる1冊です。
▼成長プロセスのステップ
・属性:活動→事業
・時間軸:単発→継続
・責任:メンバー→マネジャー
▼まちを1つの会社として見立てた場合の要素
・まちへの流入増加
・まち内部での取引拡大
・まちからの流出削減
▼基本的な技術
①計画
・情報力(情報を集め、検証する)
・論理力(複眼的に分析する)
②事業立ち上げ
・構想力(自分のビジョンを描く、絞った戦略を立てる)
・実現力(プロジェクトを効率的に管理する、やる気を引き出し、良い結果を導く)
③継続
・組織力(みんなで取り組むからこそ失敗する)
・営業力(対象を絞り逆算で開発する)
・数字力(経営に関わる数字を見分ける)
▼共感されるビジョン
・挑戦するに値するという「意義性」
・達成できるかもしれないという「実現可能性」
▼まちづくりにおける戦略策定で重要なもの
・顧客
・競合
・供給
・規制
<目次>
はじめに
第1章 思考編
1.自分から始める時に必要な思考
(1)受け身にならない。常に対案を作る
(2)みんなではなく、自分がどうしたいのか
(3)準備病から脱却し、まずはやってみる
(4)「悩むこと」と「考えること」は違う
2.グループで取り組む時に必要な思考
(1)「自分たちでやる」から、「人に任せる」へ
(2)説得ではなく、結果で見せる
(3)「ないもの」で諦めず「あるもの」で勝負する
3.革新的な事業に地域で取り組む時に必要な思考
(1)いい人になることは二の次にする
(2)再挑戦こそ本当の挑戦
(3)稼ぐことと向き合う
第2章 実践編
1.成長プロセスのイメージ
2.成長プロセスの基本ステップ
3.ステップ別解説
1 単発活動メンバー:自分のウリを持って取り組みに貢献しよう
2 単発活動マネージャー:面白い企画を立てて参加者を率いよう
3 継続活動メンバー:自己管理しながら要領よく動こう
4 継続活動マネージャー:変化にも対応できる継続力を養おう
5 単発事業メンバー:稼ぐための営業力を身につけよう
6 単発事業マネージャー:複数事業を展開し、新たな事業モデルを創り出そう
7 継続事業メンバー:事業の連鎖を生み、構造問題の解決を図ろう
8 継続事業マネージャー:事業手法を体系化し、外とのネットワークを広げよう
第3章 技術編
1.基本的な技術を身につける
2.情報力 情報を集め、検証する
3.情報力 複眼的に分析する
4.論理力 因果関係を整理する
5.論理力 複数の要素を構造化する
6.構想力 自分のビジョンを描く
7.構想力 絞った戦略を立てる
8.実現力 プロジェクトを効率的に管理する
9.実現力 やる気を引き出し、良い結果を導く
10.組織力 みんなで取り組むからこそ失敗する
11.営業力 対象を絞り逆算で開発する
12.数字力 経営に関わる数字を見分ける
おわりに
Posted by ブクログ
著者の経験による街おこしの方法を述べた本。
特に、以下の部分が心に刺さった。
・人の話を聞きすぎる問題。街の取り組みをスタートするうえで重要なことは、まず、自分がどうしたいかを考えること。
・まちづくりで大事なのは、主観のぶつかり合い。「あの人の夢に共感し、ぜひともに推進したい」と思ってもらえる人こそが、上に立つべき立場にある。