【感想・ネタバレ】今なら間に合う 脱・貧困老後のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2021年11月21日

●老後を生き抜くために必要な情報は少ない。寿町など、若いときから貧困であった高齢者が取り上げられ、参考になることは少ない気がした。

0

Posted by ブクログ 2018年03月13日

年老いた両親を抱える団塊の世代ちょっと後の世代である身、教訓にと手に取った。自己責任論は理解できるが思わぬ不運が重なり貧困に陥ることもある。気の毒とは思うが、余裕があってこその共助・公助、限界がある…。従来のシステムが合わなくなってきている現在、こうなるの必然だ。解決策は見えない…。

0

Posted by ブクログ 2016年08月13日

高齢者の約7割が年金を主たる収入として生計を立てているにもかかわらず、年金を受給している人の半数近くが月額10万円未満。基礎年金のみの人は1069万人で、その月額は平均5万円。加えて最多のレンジは3~4万円。食べるのがギリギリの額だ。命を守るはずの国保にさえ負担感を感じて人は多い。東京都内自治体で、...続きを読む40歳・給与収入400万円(所得266万円)の世帯主に妻、子供2人がいた場合、固定資産税5万円と想定すると、葛飾区での国保料は年額約45万円。なんと所得に占める割合は約20%。滞納は起こるべくして起こっているといわざるを得ない。国保証がないため病院にかかることを諦める人も少なくない。国保料の滞納者は全国で360万世帯。全加入世帯の17%を占めている。とりわけ近年大きな問題となっているのが、老後を襲う親子共倒れ破産。失業やひきこもりなどで中高年になっても独り立ちできない子が増え、年金が親子の生活費になっているため、介護費用も捻出できない。親のスネをかじり続ける子供たちが引き金となり、ついには老後破綻となる。かつてなかった事態が日本の家族に広がっている。35~44歳の未婚の子が親と同居する割合は1980年には39万人だったのが、2012年には305万人に膨らんでいる。背景にあるのは失業と非正規の増加。親の死を隠して子が年金を貰い続ける事件が各地で散発的に起きている。本書では、脱・貧困老後のために個人でできることを静かに教えてくれる。貧困老後は誰にでも起き得る。今からでも遅くない。準備をするに如くはなし。

0

「社会・政治」ランキング