あらすじ
「アンケートは行っているが、その結果をなかなか活かすことができていない」という会社は多いはず。だがそれは、アンケートの「正しいやり方」を知らないから。正しいやり方さえ知っていれば、売上アップはもちろん、「潜在的ニーズをつかむ」「顧客満足度を高める」「顧客名簿を作ってアプローチをする」「従業員のやる気を向上させる」など、数多くの効果が得られるのだ! そんなアンケート調査の秘訣を、多くの繁盛店を生み出してきた著者が明かすのが本書。あなたの会社のホコリをかぶったアンケート用紙が生まれ変わる!
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Posted by ブクログ
リアルな店舗・商品を持つことを前提としたアンケートの取り方を教授された本。
しかも取り方といっても「手法」を教えているというより、その前段の概念を練ることの重要性を説いています。
(この重要性は激しく同意できますし、これがないといくらアンケートをしても無駄だということも理解できます)
そして、リアルでない商品(サービス)には使えないかというとそうでもありません。
アンケートの取得のための概念は確実に使えると思います。
会社から「アンケートを取って今後に生かせ!」とか無茶っぷりがきたら、まずこの本を読んで置くと、その後の自分なりに今後どう進めるべきかもわかるのではないでしょうか。
またまたネタばれになりますが、忘れてはいけないポイントを書かさせて頂きます。
●目次より
・(アンケートを)生かせない最大の理由-あいまいな目的
・欲張りは失敗の元
・そもそもアンケートの利点とは何か?
-他にない「絶対的価値」を創造する
-お客あs間が遠ざかる致命的なマイナス要素を探す
・アンケート実施の「6つの目的」とは(=すべてをやろうと思うな、1,2個に目的を絞る)
-目的①お客様像をつかんで戦略をたてる
-目的②買うか買わないかの決め手を見つける
-目的③潜在的ニーズをつかみ、価値を生み出す
-目的④見えないお客様を知る
-目的⑤顧客名簿を作る
-目的⑥お客様と従業員の意識をある方向に向ける