あらすじ
作者・柘植文が40歳になり、急に自覚した「中年」。結婚も子育てもなく若い時の延長でこれまで生きてきたけど、“このままでいいの?”の疑問を胸に正しい(?)中年になるために摸索する体験エッセイコミック。
中高年のトレンド「山」や「絵手紙」にトライしたり、おばちゃんの聖地・大阪でおばちゃん生態を観察したり、水着になったり全裸になったり…。
悩める中高年予備軍女子の皆さま、共に不惑を目指しましょう!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『喫茶アネモネ』の柘植文さんが「正しい(?)中年」になるべく邁進するクスリと笑えるエッセイ漫画。
著者とおなじく成人式も結婚も子育ても経験せず、なんとなく生きてきていつのまにか中年になったわたしには、笑えて、ぴりりと毒が効いてて面白い。(著者は立派な漫画家さんなので、一緒にしては失礼だが)
これ、若い頃読んだらこんなに身に沁みなかっただろうな。
四十代の微妙な感じ──若くもないし、お年寄りでもないし──を冷静に分析する目線が鋭い。
それでも、素直(?)に、正直に、中年道にトライしていくさまは楽しい。
私も、斜に構えてないで、なにかやってみよっかな、という気分になった。
Posted by ブクログ
サラッと書いてあるコマがこわい。「子宮とった後に他人の赤子と病院の廊下ですれ違って、可愛く見えた」のところ、ほんとうに、ほんとうに…。全部書いてある。
Posted by ブクログ
これだけ色んなことしたら、退屈しているヒマないな♪(´ε` ) 人生楽しんだもの勝ち! 辻占ちょっと気になるσ^_^ 雑誌って年齢もそうだけど、性別でも自分と全然違うとこ読むと面白くて好き〜♪( ´▽`)
Posted by ブクログ
正しい中高年になるために、何が必要か。
実に興味深いテーマを味のある漫画でガイドしてくれる一冊。
来たるべき中高年デビューに備えるため、まずは千林商店街に行ってみます。
面白いです
40代になった作者が正しい40代って何だろうといろいろチャレンジしてみるエッセイコミックです。
「STORY」と「GLOW」が40代をぐいぐい出してくるのに笑いました。
一人海水浴はめちゃめちゃハードル高いと思うw
Posted by ブクログ
Twitterで見かけて、ステキな絵を描く人だな、と思って興味を持ち、同年代と分かり、まさにドンピシャな本を出されているとわかったので購入。
40代になった作者が、いろんな「中年ぽいこと」にチャレンジしています。
私が笑ってしまったのは、シュノーケル体験の後に一人ビールを飲む柘植さんと、ラジオ体操の前の太極拳のお年寄り。
あと私もみつを的なものは柘植さんと同じような反応をしてしまいます。
これ読むと、まだまだ中年道もおもしろそうなこといっぱいあるぞ、と思えて楽しみになります。
Posted by ブクログ
自分が不惑を迎える前後で思い描いていた「中年になるんだしやった方がいいのかな」的なことが被りまくり!
「私だけじゃないんだ!」という安心感(?)を抱きながら楽しく読みました。
楽しませるための盛りだとは思いますが、ちょっと柘植さんの自虐が過ぎて鼻につくな~と感じるところもありましたが、私がちょっと能天気だからそう感じるのかな…。
でも、中年ライフをとことん楽しみたくなる一冊です!
きみまろライブ行ってみたくなったし、船場のセンター地下のウエイトレスさんにも会いに行ってみたい、辻占も興味ある…ああ、やりたいことがこの本のおかげで沢山できました!