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Posted by ブクログ
引用。
そこにいるだけで空気が華やぐような綺麗な少女、雛田香奈実。
彼女にうっかり一目惚れした僕が演劇部に入部してしまってから数カ月、文化祭公演のための台本を選ぶ時期がやってきた。
現役の演劇部部員は僕と雛田を含め、一年生五人きり。僕たち五人にはそれぞれ想い人がいたりいなかったりしたのだけれど、部室で見つけた、ぼろぼろの『ロミオとジュリエット』の台本を使うことに決めたときから、五人の心に奇妙な変化が起こり始め―。
これは、「すき」と言えない高校生の揺れる思いを描く、ちょっと怖い物語。
引用終わり
商品説明読んだだけだとそこまで面白くなさそうなんだけど、
キャラクターの心情変化とか景色風景の描写がツボ。
恋愛とギャグとシリアスのバランスが非常に心地よい。
一冊の中に詰め込んできれいに終わってるのが素敵です。
キャラデザもかわいいし、これはいいラノベ。
※※※以下ややネタバレ雑記
いやね、これ本当は★5つけたいぐらいです。
ってか5だな。これ。
若干ホラーっぽい要素もただよいつつ、後半の劇中のドタバタ劇は思わず吹いた。
ラノベ読みの評価が聞きたいなー。
Posted by ブクログ
5人しか居ない演劇部で文化祭の演目を決めかねていたら
「シェイクスピアやりたいね」
「5人で出来るわけねぇだろ」
という会話の後に突如本棚が崩れ,その中から見つかった古い台本.
5人で出来るように色々省略された「ロミオとジュリエット」.
薄ら寒いモノを感じつつもソレを上演する事に決定.
台本にキャストを書き込んでいくと突如全員に不思議な感覚がして….
というわけで一冊の台本から始まった恋を巡るちょっと怖い話でござるよ.
面白かった.
恋は盲目というか,嫉妬は恐ろしいというか….
そしてラストで….
人間って怖いね.
Posted by ブクログ
とある学生5人が、ロミオとジュリエットの演劇の台本を発見し、実際にやってみようという、お話。
しかし、その先に待っていたのは・・・・?
人間のエゴがよく現れている作品です。
絵も可愛い^^
全作品の「哀しみキメラ」に惹かれて購入したのが読むきっかけでした。