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Posted by ブクログ
和田さんは、完全歩合制の外資系企業で、営業として圧倒的な成績を収められます。
2001年には営業コンサルタントとして独立され、さまざまな業種で講演や研修を開催されています。
著作累計は220万部を超える、ベストセラーの著述家でもあります。
【人生を変えた「陽転思考」】
和田さんの講演では、そのご経歴からは想像もつかないような、うまくいかない出来事にたくさん遭遇したというお話を伺いました。
仕事で思ったような成果を出せずに悩んでいたとき、"無理してでもポジティブに振る舞わなきゃ"という思いが、結果的に自分を追い詰めてしまったことがあったそうです。
和田さんが変わるきっかけになった「陽転思考」という考え方は、ポジティブシンキングとは少し違うといいます。
ポジティブシンキングではプラスを見るようにして、マイナスは見ません。
一方、陽転思考では、プラスとマイナスの両方を見て、どっちがいいか自分でチョイスする方法を採ります。
【事実はひとつ 考え方はふたつ】
陽転思考で大切なのは、目の前の出来事からプラスになる要素を探して気持ちを切り替えること。
つまり、うまくいかないことがあっても、「よかった」と自らに話しかけて、よかったと思える側面を探し出すことが重要なのだそうです。
例えば、自分が財布をなくしたとします。
普通なら「財布をなくしてしまった。ショックだ。」と落ち込んでしまうかもしれません。
陽転思考では、まず「財布をなくしてよかった。」と口に出します(!)
そうすると、人間の脳は"なぜ、よかったのか?"を自動的に探し始めるのだそうです。
・新しい財布を買えるからよかった
・大金を入れていなくてよかった
目の前の事実からプラスを見いだす考え方が習慣になると、気持ちの切り替えや決断のスピードが速くなります。
さらに、オーラが出てきて人から好かれるようになるとも和田さんは述べています。
【人生は解釈で決まる】
私もメンターから、「事実はひとつ、解釈は無数」と教わりました。
目の前の事実をどうとらえるか(どう解釈するか)で、うまくいくかどうかが決まると言っても過言ではないと思います。
私自身、チャレンジに失敗はつきものだと体感しています。
失敗したときに「失敗したからダメだ」と思うのか、「失敗したから次はこうしてみよう」と改善を繰り返すのか。
このふたつの考え方の差はとても大きいのではないでしょうか。
思考を変化させるイメージが湧きやすく、とても学びの多い一冊でした。
興味を持たれた方は、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。
Posted by ブクログ
「新」と付くのは、和田さん流の陽転思考だからだという。そして、前向きという意味と違うことなど興味の沸く内容ばかりだった。生きて行く上でつまずくことが多々あるが、その乗り越え方がシンプルで誰でも習慣になれば出来るもの。夫婦間、友達間、職場間、親子間などどんな場面、境遇でも対応できる乗り越え方だと思う。早速、乗り越えたい状況になったから実践してみた。すると、心から反省し、心から謝ることが出来、そして相手も理解してくれた。くじけそうになったとき、読み返したい一冊だ。
Posted by ブクログ
このくらいなら俺にもできそうってな前向きになるための思考特訓が書いてありました。
最近こんな本ばっか読んでるけど、ここらでこの本に書いてあることを実行して、前向きに生きることをやってみようかという気持ちになりました。優柔不断な人にこそ向いているという著者の言葉を信じ、まずは30日間お試しで。
Posted by ブクログ
もともとプラス思考な方ではあるけれど、特に軸になるものはなかった私。和田さんの講演を聞いて読んでみました。
すごくシンプルな考え方。
悪いところも含めて引き受けた後、どっちが幸せになれるか選び取って行く考え方。考え方だから一回読んだだけですぐ身につくものではないけれど、意識して何度も繰り返して行くうちに必ず身につくと思います。
とっても簡単なので目下実践中。
前書きにあった
これが私の財産です。
誰にも奪えない財産です。
というフレーズが響きました。
考え方や習慣知識など、身についた財産をどんどん増やしていきたい。
Posted by ブクログ
とにかくプラス思考が重要であることは、
頭でわかっていてもなかなか行動には活かせない。
その方法が具体的に強調して書かれており、
特にモチベーションが下がった際に読むと効果が高い本である。
Posted by ブクログ
5年ぶりくらいの再読。 少し心が弱ったり、臆病になっている自分に気づき、久しぶりに手に取りました。 飲酒や喫煙と同じように、考え方、脳の癖の改善ということですね。 毎日少しずつ「よかった探し」をやってみようと思います。